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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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男たちが泣いたマドモアゼル・シネマ公演

23日(土)、24日(日)に実施したマドモアゼル・シネマ「つぐちゃんの空」公演は、3回ともに満席となり盛況裏に終えることができました。

この作品は、幼くして空の彼方に行ってしまった子供へのオマージュとして、一人ひとりのダンサーたちが少女時代の記憶を思い起こしながら創っていったもので、大方斐紗子さんの体の奥から出てくる言葉と、ユーモラスなシーンを交えたダンサーたちの軽快な動きと相まった舞台に、お客さんも釘づけ状態になったようでした。
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底流にあるテーマは「死と生」の意識。じっと耳をかたむけずにはいられないない言葉とスピード感のあるダンスは、見る人の心の琴線に触れものがあったのでしょうか、とりわけ見に来てくれたダンサーを含め男性のお客さんからしきりと聞こえてきたのは「泣けてきました」の声、驚きました。
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台本が命の演劇とは違って、ダンスと一緒に作品を構築していくやり方は初めてという大方さんでしたが、鍛え抜かれた迫真の演技と一人ひとり持ち味をフルに生かしたダンサーたちの動きはもとより、作品に寄り添う照明と音響、反転させたユニークな映像、シンプル・イズ・ザ・ベストの舞台美術、いつも意表をつかれる衣裳・・・の共同作業で、今回は改めてにダンスシアターの方向性を明確に提示しえた、そのような舞台になったように思えます。ご覧になった皆さまからの忌憚のないご意見をお聞かせください。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2012-06-25 23:23 | Comments(0)

つぐちゃんが待ってます!マドモアゼル・シネマ公演いよいよ

マドモアゼル・シネマの公演を次の日に控えた金曜日夜、照明入りの最後のリハーサルが行われました。

原田松野さんデザインの衣裳も出来て、念入りに最後の調整作業を行いましたが、まずは公演をご覧になってのお楽しみということで、今日はつぐちゃんの写真だけをご紹介しましょう。
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チケットはお陰様で23日(土)19時、24日(日)の15時は完売です。申し訳ないのですが、当日券はありません。24日(日)の18時の回だけ余席があります。皆さまのお越しをつぐちゃんともどもお待ちしています。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2012-06-23 00:52 | Comments(0)

マドモアゼル・シネマ「つぐちゃんの空」大詰めを迎えたリハーサル

今週末、23日と24日に行われるマドモアゼル・シネマの公演「つぐちゃんの空」のリハーサルは仕上げ作業が大詰めとなってきました。

原田松野さんのデザインする舞台衣裳はまだ未完成ではありますが、試しに持ってこられた仮の衣裳をまとってのリハーサル。大方斐紗子さんもダンサーたちも作品世界の中に入り込むテンションも上がってきました。ベテラン演劇役者の大方さんとニューフェースも加わったマドのダンサーの息も合ってきて、見応えのある面白い舞台になりそうです。今日はそのリハーサル風景をご覧にいれましょう。
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この公演は23日(土)は19時から、24日(日)は15時、18時の3回ありますが、24日15時の回は満席となっています。23日19時と24日18時はまだ余席がありますので、お早目にご予約ください。皆さまのお出でをお待ちしています。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2012-06-20 14:40 | Comments(0)

勝部ちこさん、鹿島聖子さんが鹿児島移住を前に感謝祭

長い間東京を拠点に国際的な活動を続けてきたコンタクト・インプロビゼーションのグループ、C.I.co,の勝部ちこさんと鹿島聖子さんが、今年夏から鹿児島県伊佐市に拠点を移すことになり、一昨日日曜日に「感謝祭」をセッションハスで開きました。

2人ともセッションハウスでもダンス・クラスを受け持つとともに、数多くのダンス・プログラムを実施。また国内各地のみならずヨーロッパやアジア各国、イスラエルなどと国際的な交流を積み重ね、コンタクト・インプロ
フェスティバルを開催するなど、八面六臂の活動をしてきました。
その2人が拠点を過疎化が進む山間の町の活性化のため、伊佐市の市長さんの招きを受け、そこを拠点に活動をしていこうというのですから、たいへんな決断です。
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一昨日の感謝祭は、これまで一緒に活動してきたダンサーや役者さん、ミュージシャン、ファンの観客など100人を越える人たちが集まり、2人のダンスをはじめ次々と登場するパフォーマンスや映像を見ながらの伊佐市のプレゼンテーション、そして伊藤直子や私も参加しての座談会などぎっしりと詰まったプログラムで4時間余り、2人の門出を祝うにふさわしい賑やかな会となりました。
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伊佐市は滝あり森ありの自然の美しさいっぱいの町ですが、冬には雪も積もる山間の地域です。少子化のため今年春で廃校ななった小学校の校舎を拠点にしていく2人ですが、ダンスやアートを通して米作りや焼酎作りをなりわいをしている地元の人の理解を得、親密な関係を作っていうのは、容易なことではないでしょう。しかし、ともするとアートの活動は大都市に集中しがちな現在です。そうした状況に少しでも風穴を開けていこうという2人の決断には感服するばかりです。東京のセッションハウスを拠点とした私達にとっても、各地とのネットワークを拡大強化していくための大きなきっかけを創り出してくれることを願ってやみません。
(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2012-06-19 02:31 | Comments(0)

手応えいっぱいの「ダンス花」公演 盛況裏に終わる

昨日の土曜日、「咲いた 咲いた ダンス花vol.16」公演がマチネー、ソワレと2回にわたって行われ、選抜された5組の熱演に詰めかけたお客さんもダンスの楽しさ、面白さを満喫する1日となりました。

デュエット2作品、ソロ3作品の競演でしたが、いずれも初演時よりトレーニングと工夫の成果もあって一段とステップアップした舞台を見せてくれました。モダン・ダンス、バレエ、コンテンポラリー・ダンス、ヒップホップとそれぞれ出自は異なる作品の競演で、ダンスの多彩な可能性を感じさせる公演となりました。いずれも甲乙つけがたい力演でしたので、今回は全5作品の写真を見てください。
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清藤美智子・遠山将太「二人の年月」
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愛智伸江・永井由利子「みち、道、未知、満ち」
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中村蓉「別れの詩」
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柿崎まりこ「Vergiss mein nicht!」
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森政博「キョムノソノサキヘ」

「ダンス花」は「シアター21フェス」などから選抜した作品による公演ですが、先にお伝えしたように今年から更なるステップアップを願って、「ダンス花」の作品から優秀賞を授与することにしています。秋に開かれる「ダンス花vol.17」ともども、観客やスタッフの間で得票の高かったものを選ぶことにしていますので、ご注目のほどお願いいたします。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2012-06-17 03:38 | Comments(0)

チャリティーアート展始まる

昨日6月14日から2Fガーデンで「3.11東北大震災 チャリティーアート展」が始まりました。参加作家は何と71名に達し、絵画、版画作品から帽子やアクセサリーまで多彩な作品が会場いっぱいに展示されています。
そして、作品の売上金の一部は作家の渡辺一枝さん関わっている福島県相馬市の「原発事故から命と環境を守る会」に届けることにしています。
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夕方から開かれたオープニング・パーティには出品作家はじめ大勢の人が詰めかけ大賑わい。来週23日、24日に地下スタジオで行われるマドモアゼル・シネマの公演「つぐちゃんの空」に出演する俳優の大方斐紗子さんもお出でになり、公演の中で語る福島の民話を披露するというサプライズもありました。その迫真の朗読に皆息をのんで耳を傾けるひとときでした。
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この「チャリティーアート展」会期は23日(土)まで。バレエティに富んだ素敵な作品がお手頃なお値段で求めることが出来ます。お気軽にのぞきに来てください。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2012-06-15 14:55 | Comments(0)

2012年セッションハウス初の「優秀賞」を選出します。

上半期のおすすめ「ダンス花」は6月16日に開催しますが、今年から上、下10作品の中からその年の優秀賞を選出し、次の年3月公演「ダンス専科」へご招待することとしました。選ぶ基準は観客票、セッションハウススタッフ、外部のダンス関係者の意見によるものとします。

「再演することで作品を発展させること、ダンスする現場がいいと思うダンスをアピールすること、ダンサーの励みになること」を目的にした賞です。
競争しないことがスポーツと違うダンスの特質です。賞も優劣ではなくもう一度見たい「ダンス花」の延長と考えます。セッションハウスにはたくさんのプログラムがありますが、以上の理由からダンス花の中から賞を選ぶのが最適と考えました。見る人のご意見も大事な要素。見る人がいて初めて完結する我々のダンスの証人として16日公演からアンケートを工夫、観客の皆様に投票をお願いいたします。

選出されたダンサーには踊る場と、少ないけれどギャランティを考えています。ささやかなセッションハウスの「賞」に”する、みる”とご参加くださるようよろしくお願いします。
伊藤直子 スタッフ一同
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by sh_offstage | 2012-06-14 19:14 | Comments(0)

2Fガーデンも地下スタジオもダンサーの息吹いっぱいの夜だった

昨日12日火曜日の夜は、セッションハウスの建物が若いダンサーたちの息吹きいっぱいの空間となりました。

ギャラリー2Fガーデンでは午後7時から、近藤良平氏による「日本の持ち歌、みんなんのダンス」のオーディション。11組がそれぞれお気に入りの歌を持ってきて踊る3分間の個性豊かなダンスを披露、良平氏が観客にも感想を聞きながら、懇切丁寧でユーモラスな講評をして、場には暖かな空気が流れる時間となりました。そして、ダンサーたちが選んだ歌の多くは昭和の時代に聴かれていたものが多く、良平氏ともどもあの時代の歌の良さを再認識する夜ともなりました。

なお、この中から5組が選ばれ、7月8日勝部ちこさん、早川朋子さん、富野幸緒さんのワークショップ生らと合同の「みんなのダンス・ショーイング」で作品を発表することになっています。
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また、地下スタジオでは午後9時過から、今週土曜日に行われる「咲いた 咲いた ダンス花vol.16」の照明下見が行われ、「シアター21フェス」などから選ばれた5組(ソロ3組、デュオ2組位)が登場、再演ならではのステップアップした作品を見せてくれ、静かに熱い空気が流れていきました。全部の写真をお見せできないのは残念ですが、清藤美智子さんと遠山将太さんのデュオと柿崎まりこさんのソロをご紹介しましょう。
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その他、愛知伸江さんと永井由利子さんのデュオ、森正博さんと中村蓉さんのソロが加わり、23日の公演は、コンテンポラリー・ダンスの将来に期待が持てる公演となることでしょう。公演は午後4時と午後7時からの2回です。お見逃しなきように。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2012-06-13 17:29 | Comments(0)

死んだ男の残したものは・・・

昨夜、久しぶりにマドモアゼル・シネマの「つぐちゃんの空」のリハーサルを覘いてみました。オーストラリアのアボリジニの洗濯女の回想でを12人の登場人物を一人で演じる芝居「ウインドミル・ベイビー」、その再演のための稽古で今大忙しの大方斐紗子さんも駈け付けてくれて、リハはいよいよ佳境に入ってきています。

いきなり聴こえてきたのは、坂田明さんが独特のだみ声で語る「死んだ男の残したものは」の曲。谷川俊太郎さんの詩に武光徹さんが作曲した名曲です。坂田さんが語りサックスを奏でるジャズ風のバージョンで、胸にしみいる名プレイです。それに触発されて大方さんをまじえて全員で踊るダンスが、死んだ人へと想いをはせる静かな時間を紡いでいくのです。
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リハをかさねるにつれて大方さんとマドの7人が寄り添い、ぴったりと息が合ってきました。ちょとばかりいじわる婆さん風の大方さんの内に秘めたやさしさがじんわりと伝わり、若い世代のダンサーたちにもかみしめるような情感がみなぎり始めています。
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6月23日と24日の公演まであとわずか。今はまだ稽古着ですが、先日打ち合わせにいらっしゃった衣裳担当の原田松野先生がどのようなデザインのものを皆にまとわせるのか、いろいろ想像するにつけ公演が待ち遠しくなってきました。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2012-06-08 02:40 | Comments(0)

「福島の声を聞こう!vol.2」被災地の現状に息をのむ

昨日、2Fガーデンで渡辺一枝さんのトークの会「福島の声を聞こう!」の2回目が開かれ、90名を越える参加者が被災地から駆けつけてくださったゲストスピーカーのお話に息をのみました。

今回のゲストスピーカーは計画的非難地域になっている飯館村から福島市に避難し、自家焙煎のコーヒー店を避難先で再開している市澤美由紀さん。

市澤さんのお話は、人口6000人の農村でコーヒー店を開いた時のいきさつをユーモラスに語り始めて笑いを誘ったのでしたが、話が進むにつれ地震から原子力発電所の爆発で大混乱に陥った時のことへと移り、現地の人ならではのお話に会場はシーンとなったのでした。

行政の対応が二転三転して、ただちに避難すべきなのか否か、停電が続き水も飲めない状態の中で、村の人たちは翻弄され続けたとのこと。開店して20年、遠くから車でやって来る人も多かった人気のコーヒー店をたたんで、避難しなければならなかった市澤さんたちのくやしさは、想像を絶するものがあります。

津波の被害には会わなかったけれど、美しい山村の風景が広がる飯館村。市澤さんのコーヒ店のそばにあるブルーベリーも放射能をあびて食べることなどかなわなくなり、近い将来帰村する可能性は200%ないとも言われている今、市澤さんは避難先の福島の店で変わらぬ自家焙煎のコーヒー店を開きながら、原発事故のもたらすものの大きさを訴え続けているのです。
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会場には14日からチャリティーアート展を開く豊田紀雄さんら世話人4人も来場、一枝さんとバトンタッチの挨拶。この展覧会では作品の売上金の一部を一枝さんを通して相馬市の≪原発事故から命と環境を守る会≫に届けることにしています。
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また、被災地で演奏したり、ピアノを送ったり、「負けないで!東北」というCDを作って支援を続けているジャズ・ピアニストの板橋文夫さんも姿をみせ、一枝さんや市澤さんとこれから一緒にやれることはないかと話し合っていました。
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自然と人間の調和を考え続けている板橋さんは、飯館村をテーマにした曲も創ったとのこと。これから何かが始まる予感もする一夜でもありました。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2012-06-06 13:32 | 渡辺一枝トークの会 | Comments(0)