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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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金順子さんのサルプリ公演、盛況裏に終わる

今日土曜日まで2Fガーデンで開かれている在日コリアンのフォトジャーナリスト裵昭(ペソ)さんの写真展「舞踊家 金順子慰霊の旅」の記念企画としての舞踊公演が昨日、地下スタジオで行われました。
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会は裵さんの司会で、ベテラン歌手・李政美さんの歌と楽しいお喋りから始まり、金順子さんソロと5人のお弟子さんの舞を交えて、韓国舞踊の魅力が伝わってくる素晴らしい舞台となりました。
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金順子(キム・スンジャ)さんは在日2世で、若い頃から伝統舞踊に取り組んできて、韓国でも高い評価を受けて韓国民族文化芸術大賞などの授賞歴のあるキャリアの持ち主です。
昨日の公演は、今日土曜日“古希”を迎える金順子さんのお祝いも兼ねたもので、在日コリアンの方々が大勢来場し、暖かな空気に包まれた舞台となりました。
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そして最後には純白の衣裳に着替えた金順子さんは、東北の被災地から沖縄まで、朝鮮・韓国人の過酷な歴史の痕跡が残る地を巡り、踊ってきた慰霊の舞(サルプリ)を披露して、在日コリアンの祈りと想いを伝える会を締めくくったのでした。
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裵昭さんの写真展は今日で終わりますが、ダンスや美術などを通して、最も身近な隣人として在日コリアンや韓国・朝鮮の人々との理解を深めあっていけるような企画を、これからも実現していきたいものと願っています。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2015-02-28 17:18 | Comments(0)

ダンス力が炸裂した笠井瑞丈「night session」第2弾

一年を通して毎月一回行われる笠井瑞丈さんの「night session」第2弾が昨夜実施委され、夜9時45分開演という遅い時間にもかかわらず40名を越えるお客さんが見守る中、今回のゲストダンサー、岡本優とパワフルなダンスを見せてくれました。
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カラフルな衣裳をとっ替えひっ替えする岡本優さんとの作品のタイトルは「ピンクな太陽」。
照明がくるくると変化する中でソロとデュエットのシーンが交錯し、めくるめく時間が過ぎていったのでした。
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毎月異なるダンサーとセッションしていこうという笠井瑞丈さんの挑戦、次回は3月18日(水)に鈴木ユキオさんを迎えて実施します。ご期待ください。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2015-02-26 16:39 | Comments(0)

裵昭写真展「舞踊家・金順子慰霊の旅」開催中

昨日から2Fギャラリー【ガーデン】で、在日コリアンのフォトグラファー裵昭(ペソ)さんの写真展が始まっています。題して「舞踊家・金順子慰霊の旅」。
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裵さんは、在日コリアン2世で日本の植民地支配下で幾多の受難をしてきた朝鮮・韓国人の姿と歴史を伝える写真を撮り続けてきたフォトジャーナリスト。今回の写真展は同じく在日2世の伝統舞踊家・金順子(キム・スンジャ)さんが、日本の植民地支配下で過酷な体験をしてきた1世たちの縁の地を訪ねて、慰霊の舞(サルプリ)を踊る軌跡を追った写真を軸に、これまで裵さんが撮り続けてきた多くの記録写真が展示されています。
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関東大震災時の朝鮮人虐殺から炭鉱やダムなどへの強制連行や軍隊への徴用、従軍慰安婦などへと至る過酷な歴史が、ひしひしと伝わってくる展覧会です。
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初日の昨日には戦時中、日本軍の捕虜監視員としてタイの泰麺鉄道の建設現場に派遣され、映画「戦場に架ける橋」の舞台となった収容所で捕虜虐待の罪に問われた元BC級戦犯の李鶴来(イ・ハンネ)さんが駆けつけ、ご自分の裁判闘争の姿を追い続けてきた裵さんの写真に感無量の面持ちで見入っていました。
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戦争中、多くの朝鮮人が軍属として戦場に送られていきましたが、李さんは軍の命令でやったことが罪に問われ、オーストラリアの軍事法廷で死刑の判決を受けましたが、その後事実誤認が判明して減刑されて巣鴨プリズンに送られ、そこで11年間も獄中に拘禁されるという体験をしてきた方です。しかし、日本のために働いて戦犯になり、日本人として獄中に拘禁されたのに、出所後はもはや日本人ではないとして、一切の補償や援護から排除されてきました。その理不尽な扱いと同じ罪で刑死した同胞のために法に訴え続けてきた李さんですが、日本政府は今なおまともに応答することなく門前払いをし続けているのです。
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今や李さんは齢90才、自ら体験したことをたんたんと語る李さんでしたが、その静かな語り口には70年にわたる熱い想いがこめられており、ずしりと響いてくるものでした。
「私と同じ罪で刑死した同胞は14人いました。私も死刑囚でしたから、彼らの無念はよく分かります。亡くなった彼らの名誉回復を図り、その魂を癒すことが、残された私の使命です。それまで死ぬわけにはいかないのです。」
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日本と韓国の歴史に思いを致すことの出来る裵昭さんの写真展です。写真展は28日(土)まで。会期中の27日(金)の午後7時半からは、地下スタジオで金順子さんらの舞や李政美さんの歌などによる公演(無料)も開かれます。皆様のお越しをお待ちしています。
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by sh_offstage | 2015-02-23 21:37 | Comments(0)

若さ爆発「Modernium」公演終わる

昨日の土曜日、今年のD-zoneフェスティバルの初陣を飾ってModernniumの『恋セヨ乙女』の公演が2回にわたって行われ、若い女性の熱気あふれる舞台となり、盛況裏に終了しました。
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演出・仁木聖子さんの下、ゲスト4人(うち2人は男性)を含め総勢20人のダンサーが、ジャズダンス、コンテンポラリーダンス、ベリーダンス、ヒップホップダンス、ポールダンスなど、多彩なテクニックを駆使して繰り広げる舞台は、まるで万華鏡をのぞき見るような楽しさいっぱいの時間となりました。写真で舞台の雰囲気をお楽しみ下さい。
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各人各様のダンスの姿を見ることが出来るD-zoneフェスティバル。第2弾は3月14日、榑松朝子が結成したダンスユニット「Ala Clare」が登場します。ご期待ください。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2015-02-22 22:08 | Comments(0)

今年のD-zoneフェスティバル第1弾「Modernium」公演間もなく

“ダンスの夜明けを見に行こう!!”の掛け声の下、現在活躍中のダンサーたちの単独公演をサポートするD-zoneフェスティバルが今年もいよいよ開幕します。

そのトップバッターで登場するのは女性ばかりの大軍団Modernium。上智大学ジャズダンスサークル“Sophia Modern Dancers”の卒業生が、「社会人になってもダンスを諦めない」をモットーに結成された舞踊団です。
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火曜日の夜、照明・音響の下見が行われ、仁木聖子さんの演出のもと、作品名『恋セヨ乙女』はソロあり群舞ありの構成で、17人のダンサーが衣装も次々に変えながらエキサイティングなダンスを披露。
ジャズダンスあり、コンテンポラリーダンスあり、ヒップホップあり、ポールダンスありと幅広いジャンルを融合させた舞台は、熱気むんむんの公演になりそうです。
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公演は2月21日(土)15時と18時の2回です。しかし、残念ながら既にチケットは予約でいっぱい。公演後このスタッフ・ブログで紹介する写真で、その熱い舞台の空気を感じ取っていただければと思っています。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2015-02-18 21:36 | Comments(0)

「福島の声を聞こう!」が新聞のトップ記事に

東北大震災と福島第一原発事故から間もなく4年。あの震災の1年後から始まった渡辺一枝トークの会「福島の声を聞こう!」は、この3月3日で14回を迎えますが、この会のことが昨日「東京新聞」の1面トップ記事で大きく紹介されました。皆さまにも是非読んでいただきたく思い、添付する次第です。
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(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2015-02-11 02:01 | Comments(0)

イスラエルからの悲しい報せ

一昨日の深夜、イスラエルで活動している塩野入一代さんから悲しい報せが伝えられてきました。彼女が所属している「シアター・クリッパ」のディマことディミトリィ・チュルバノフさんが、ツアー先のインドで心臓発作のため急死したとの知らせでした。前日までテルアビブで留守番をしているイディットさんのお母さんと愛娘ライラちゃんとスカイプで元気な姿を見せていたとのこと。あまりのことに言葉を失っています。
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ロシア出身のディマさんはイディット・ハーマンさんと共に長年、ユニークな舞踊団シアター・クリッパを牽引し、数々の問題作を世に送り出してきました。海外での活動も活発で日本のダンサー達とりわけ工藤丈輝さんとのコラボレーションも数多くやってきた方です。セッションハウスとも2003年にワークショップをやってもらって以来、数回にわたって共同の創作活動を実施、親密な関係下にありました。
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2003年9月、東京のユダヤ教会での2人のデュオ作品による公演にセッションハウスのスタッフが照明、音響を担当。その後感謝の意を籠めて、マドモアゼル・シネマのダンサーのためにセッションハウスでワークショップを実施してくれたのが、お付き合いの始まりでした。そして次の年2004年9月には、イディットと「セパレイト・デュエット・イブニング」公演(福岡に巡回)とワークショップを実施、ロシアの軍楽隊にもいたことのあるディマさんはトランペットを吹きながら、迫力のあるパフォーマンスを披露してくれました。その時の写真は今もセッションハウスの地下ホールに飾ってあります。
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そして2005年5月には、文化庁二国間交流事業として、2人のデュオ作品「オルフェウス」とマドモゼル・シネマに振付けた作品「ワーズ・アパート」で公演が実現。福岡にも巡回 し、地元のダンサーも参加して公演を実施しました。
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その時の東京公演には、今は亡き野和田恵里花さんも参加していたのでした。
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そして2013年12月に久々に来日、新宿で工藤さんらと公演をしましたが、セッションハウスではクリエーション・ワークショップを開いてくれました。
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この時の話し合いで2014年に「ダンスブリッジ・インターナショナル」に参加の意向を示していましたが、日程が合わず実現出来なかったのが、いま考えると残念でなりません。その時もライラちゃんの前で持ち前の道化師ぶりを披露していたほほ笑ましい姿が目に焼き付いています。
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ディマさんは「シアター・クリッパ」では、イディットさんの片腕として振付家、ダンサーのみならず、音楽、舞台美術などを一手に引き受けてきた才人です。ライラちゃんとの家族生活の上からもダンス活動の上からも、最愛で最高のパートナーを亡くしたイディットさんの傷心は想像を絶するものがあることと思います。皆様からもイディットさんに声をかけてあげて下さい。合掌。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2015-02-09 17:30 | Comments(0)

バラエティに富んだ「カトルカール」公演終わる

先週の土曜日(2月7日)開催した4人の女性振付家による「カトルカール」公演は、味付けもさまざまな舞台となりました。

群舞あり、ソロありで、ライブピアノとの共演や映像の効果を生かしたもの、演劇的要素があるもの、ダンス力でぐいぐい押していくものなど、お客様もダンス表現の多彩さが存分に楽しめたのではないでしょうか。プログラム順で写真をお楽しみ下さい。

①愛智伸江『イマココニアル』出演:大西彩瑛、熊木梨乃、近藤碧、坂田尚也、宮内麻衣、山井絵里奈、愛智伸江
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②吉福敦子『時の裏側』出演:吉福敦子 映像:かなもりゆうこ
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③おどるなつこ『あいこうる~タップで文学Ⅱ“嵐が丘”~』作曲・ピアノ演奏:イーガル 映像撮影:稲垣晴夏
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④Be・杏奈『くろのわ~る』出演:伊弁田有美、落合直子、佐野利果、藤浪麗美、八筬啓子、弥田理沙、杏奈
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女性パワー炸裂した後、次なるダンス・プログラムは、セッションハウスが後援で14日(土)、15日(日)の鯨井謙太郒さんの演出・振付による「毒と劔」公演です。笠井叡さんの薫陶を受けてきた鯨井さんです。また一癖も二癖もある公演になりそうで楽しみです。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2015-02-09 02:32 | Comments(0)

「カトルカール」公演間もなく

4つの素材が集まって創るお菓子「カトルカール」にちなんで名づけられた、4人の女性振付家によるダンス作品が競演する7回目の公演が、今週の土曜日行われます。

今回出品する振付家は、愛智伸江、杏奈、おどるなつこ、吉副敦子の4人。昨夜テクニカルの下見が行われましたが、それぞれ持ち味の異なる群舞2作品、ソロ2作品とバラエティに富んだものばかりで、ダンスの多彩さが堪能出来る公演になりそうです。下見の写真で面白さを想像して下さい。
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愛知伸江作品『イマココニアル』
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杏奈作品『Be』
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おどるなつこ作品『あいこうる~タップで文学Ⅱ“嵐が丘”~』
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吉福敦子作品『時の裏側』

公演は16時と19時半からの2回です。おいしいダンス・ケーキ「カトルカール」を味わいに是非お出かけください。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2015-02-05 17:38 | Comments(0)

若さはじけた「ダンス花」公演終わる

もう一度見たい作品によるセッションハウス・アワード「ダンス花vol.22」が昨日土曜日に2回公演が実施されました。

若いダンサーばかりの5作品による合同公演。コンテンポラリーダンスの社会性などを言葉で問いかけるものなど、率直に試行錯誤する姿を見せる作品群で、これからの活動が楽しみなダンサー達の饗宴となりました。プログラム順に写真をお楽しみ下さい。
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外園彩織『Pink tea』
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歌川翔太&中村駿『カラダデアソブ』
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POM(久保澄恵、重松悠希)『シュガー アンド スパイス』
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山本和馬『社会が果たして、立場の拮抗に対して寛容であるかを知るがため。』
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大西唯香『いとしやかなしや』
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さてさてこの5作品からアワード受賞作品が出てくるか、9月の「ダンス花」公演ともどもその答えが今から楽しみに待たれます。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2015-02-01 14:15 | Comments(0)