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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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今年も「ダンス専科」の季節がやって来た!

桜前線も北上する毎春恒例の「ダンス専科」の公演が、今週土曜日に迫ってきました。
今年はコンテンポラリー・ダンスの平原慎太郎、笠井瑞丈、鈴木竜、日本舞踊の坂東扇菊、マドモアゼル・シネマの伊藤直子のクリエーション・クラスを受講した総勢50人が参加する賑やかな公演で、4人の猛者が2作品に出演します。
火曜日に3組、水曜日に2組と別れてテクニカルの下見が行われましたので、その様子の一端をご覧下さい。
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鈴木竜作品『アノヒノアレ』
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坂東扇菊作品『間』
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伊藤直子作品『いい子わるい子子守唄』
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平原慎太郎作品『StillStay to Stand』
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笠井瑞丈作品『春の身体会議』

ダンスといっても表現方法はいろいろ、それに挑む受講生たちの舞台姿をぜひご覧にお出かけ下さい。公演は4月2日(土)16時と19時からの2回です。皆様のお越しをお待ちしています。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2016-03-31 12:53 | Comments(0)

自分の「カラダ」と対話した上村なおかソロ公演

19日(土)から21日(月)までの3日間に4公演を実施をした上村なおかさんの「Solo」ダンスは、自らのカラダと対話するもので、静かに時間が流れていきました。自分のカラダとの違和や不確かさなどが交錯する今を、感情を抑制しながら恥じらいに似た面持ちで提示していく挑戦は、私達に自分にとってカラダとは何だろうかという問いかけに思い至らせてくれる舞台でした。
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なおかさんの当日プログラムに書かれた言葉です。
「生まれてもうから40年以上つきあってきた、このひとつのカラダだけれど、私にとっては今なお謎のままだ。真っ暗闇の中にいると、カラダがどこまであるのかわからない。明るい光の下でさえも、自分のカラダは自分のものではないと感じ続けてきた。
川の流れ、潮の流れに身をまかせる、するとカラダの外側に私がいて、カラダを眺めている。あるいは透明な輪郭をもって。呼吸するように、カラダを行き来する。」
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そして上村なおか公演の3日間、関連企画として2Fギャラリーや地下スタジオに通じる空間を使って、岡山在住の美術作家・小石原剛さんの個展「おとるカラダ」が開催されました。
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「おどる」ではなく「おとるカラダ」とはこれ如何に?小石原さんによると、自分のカラダのことをよく知るダンサーは、カラダへのコンプレックスを持っている、そんな想いから名付けたものだとのこと。
ギャラリーには特設のパネルと照明で独特な空間が出現、なおかさんのカラダのラインを描いた50点の油彩画が展示されるとともに、セッションハウスの入口から地下に至る通り道には塩を使ったインスタレーションが施され、来場者の度肝を抜いていました。
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ダンスの在り様に一石を投じたと思われる公演でした。上村なおかさんのカラダとの語り合いは、これからも静かに続いていくことでしょう。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2016-03-23 21:21 | Comments(0)

あの日から5周年、それを前に「福島の声を聞こう!」18回目を開催

間もなくあの大津波と原発爆発事故から5年目の日を迎えます。それを前に一昨日の火曜日、2Fギャラリー【ガーデン】で渡辺一枝さんのトークの会「福島の声を聞こう!」が開かれました。
大震災の1年後から始まったこの会も18回目、ゲストスピーカ―に今回は南相馬市の避難指示区域にある同慶寺の住職の田中徳雲さん(41)を迎えて、50人を越える出席者を前に被災者の心と生活の復興などについて語っていただきました。
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遠洋漁業の漁師だった父親の下で育った田中さんは、スポーツ少年でもあった高校生の頃から吉川英治の小説「宮本武蔵」に出てくる沢庵和尚に魅かれて、両親の反対にも関わらず仏門に入ったというユニークな経歴の持ち主です。修行の中で凡事(日々のなんでもない行い)こそが大切であることを学んだ田中さんは、地震で寺の本堂も壊れ、原発事故で避難した後も、南相馬市内の別の寺の一室を借りて、市内で避難生活をしている檀家の人たちと清掃活動をしたり語り合うなどして心のケアに専心しています。
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そうした被災者の語り合いの中で田中さんが強調しているのは、これまでの自らの暮らしのあり方を「これでよかったのかな」と自分自身に問いかけ、生きる姿勢を変えていくことの大切さだと言います。しかし、遅々として進まない復興も、多くの疑問が出されているのに、巨大な防波堤を作るなど自然を無視した工事が進められたり、放射能の除染問題にも不透明なことが多々あることから、田中さんは東電との交渉や原発再稼働の差し止め訴訟などの現場に積極的に参加するなど、行動する僧侶でもあるのです。そうした被災者の語り合いの中で田中さんが強調しているのは、これまでの自らの暮らしのあり方を「これでよかったのかな」と自分自身に問いかけ、生きる姿勢を変えていくことの大切さだと言います。しかし、遅々として進まない復興も、多くの疑問が出されているのに、巨大な防波堤を作るなど自然を無視した工事が進められたり、放射能の除染問題にも不透明なことが多々あることから、田中さんは東電との交渉や原発再稼働の差し止め訴訟などの現場に積極的に参加するなど、行動する僧侶でもあるのです。
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50人を越える出席者とのやりとりを交えて、田中さんの静かな語りに耳を傾ける2時間半でした。次回は5月7日(土)、原発事故で全村避難となった飯館村の菅野榮子さん(79歳)をお迎えして,土とともに生きることの大切さ、これからの私達の暮らしのあり方などを語り合います。なおギャラリーでは、明日11日(金)から44人のアーティストによる「東日本大震災チャリティーアート展~神楽坂から福島へ」が始まります。皆様のお越しをお待ちしています。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2016-03-10 01:00 | Comments(0)

UDC 15年目の公演で一足早く春爛漫に

「競わないダンスをしたいのです」と、初代のコーディネーター花岡良枝さんが神戸のコンクールで出会った全国の大学生に声をかけて始まったUDC公演は、今年で15年目を迎えました。
「その間の驚くばかりの社会の変化を受けながらも大学生ダンサーたちは今年も変わらぬエネルギーを届けます。」として実施した2日間3回公演は、まさしく若い力と創意にみちた賑やかな舞台となりました。
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今年の参加校は愛媛大学、岡山大学、お茶の水女子大学、京都造形芸術大学、大東文化大学、天理大学、東京学芸大学、東京女子体育大学、日本女子体育大学、日本大学芸術学部、松山大学、横浜国立大学の12校から総勢63人が出演。各校の作品とともに、限られた時間の中で合同作品にも挑戦、見事な連携プレイで公演を盛り上げました。合同作品を軸に舞台の熱い空気を感じ取っていただければと思います。
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「ここに集まった63人は、全員が専門的にダンスを学んでいるわけではありません。しかし、すべての人がダンサーであり、ダンスの楽しさにとり憑かれている人たちです。それがゆえに、お互いが衝突することも、行き詰まり、壁にぶつかることもあります。しかしながら、遥か高い壁を全員で超えた時の達成感は、言葉にできないほど素晴らしいもので、その快感を味わうたびにダンスの素晴らしさを実感します。」(コーディネーター長:愛媛大学・三上真結)
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15年の歴史の中で、UDCを卒業してダンスの世界で活躍する先輩たちも大勢います。彼らの中から、コンテンポラリー・ダンスの将来を担う若者たちが生まれてくることを期待しています。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2016-03-07 14:05 | Comments(0)

今年もUDCの春がやって来た!

日本全国の大学生ダンサーが寄り集い開いているUDC(ユニバーシティ・ダンス・クロス)の季節が今年もやって来ました。先輩から後輩へとバトンタッチしてきたUDCは、数えること今年で15年目となる歴史を刻んできた公演です。
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今年も遠くは松山、岡山・京都からも駆けつけ、12校64人の学生諸君が結集、5日(土)、6日(日)に3回の公演を実施します。学生たちの自由な発想で創る各校の作品に加えて、学校の垣根を越えた合同作品もあって、多彩なシーンが展開されることでしょう。
一昨日と昨日の夜、テクニカル下見が行われましたが、昨夜の合同作品のリハーサルの様子をご覧いただきましょう。
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若い力が爆発するスリリングな舞台になることでしょう。公演は5日(土)は19時から、6日(日)は14時と18時の開演です。皆様のお越しをお待ちしています。(記:伊藤孝 撮影:鍋島峻介)
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by sh_offstage | 2016-03-03 03:17 | Comments(0)