昨日21日土曜日にマドモアゼル・シネマが地元神楽坂の中心とも言われるお寺・毘沙門天の境内で踊るという機会がありました。これは土、日と2日間、「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」と題した野外・屋内など5カ所で伝統芸能の世界を楽しんでもらおうとするもので、マドモアゼル・シネマは伝統芸能とコンテンポラリー・ダンスとの出会いとして箏奏者のマクイーン時田深山さんとセッションしたものでした。
公演は心配された雨もやみ、「夜会」として日が暮れた午後7時から始まり、新内流しの後にオーストラリア出身の箏奏者・深山さんの17弦の音色が静かにに奏でられる中、マドの5人のダンサー(蓮井奈津美、中島詩織、秋元麻友子、勝木蕗子、熊谷愛理)が、お寺の階段に登場、段差を巧みに生かしたダンスを始め、「場踊り」ともいえる即興性のある動きを見せてくれました。
この「夜会」には新内語りのほか世界の擦弦楽器による異文化弦楽団の演奏もあって、
伝統芸能と現在をつなぐ視点のある企画として、好評を得たことは何より嬉しいことでした。
この「神楽坂まち舞台」は昨年はセッションハウスの地下劇場で実施しましたが、これからも毎年開かれていくとのこと。このような伝統と現在の芸をつなぐ企画にこれからも参加していきたいものと考えています。(記:伊藤孝)
ドイツの画家ツーゼ・マイヤーさんの個展が、いま2Fギャラリー【ガーデン】で始まっています。
ツーゼさんはベルリンと東京の間を行き来しながら制作に打ち組んでいる作家です。ここ数年セッションハウスで毎年のように個展を開いて下さる一方、各地でワークショップを開くなどの活動を続けています。
ツーゼさんは大小の正方形の紙にカラーインクで描いた作品やキャンバスにアクリル絵具と顔料で描いた作品などに打ち込んでおり、その多彩な色が乱舞する世界は春の到来を告げる感のするもので、コロナ禍や戦争の暗雲を吹き飛ばしてくれます。
作品のには「Diaryof Spring」とか「こもれび」「Living in the Golden Wind」「A New Day」「LoveLetter」といったタイトルが付けられており、春の日差しの中、さわやかな風が吹いてくるような想いに誘ってくれます。
この展覧会は4月10(日)まで開催中で、4日(月)だけはお休みをいただいていますが、ぜひギャラリーにお出でいただき春爛漫の空気を味わっていただけたらと思います。ツーゼさんが皆様のお越しをお待ちしています。(記:伊藤孝)
昨日の27日(日)、1月から始まった「ダンス・パレード」の最後を飾って近藤良平のソロ公演が行われ、達者なダンス芸で笑いの絶えない舞台となりました。
この4月から埼玉芸術劇場の芸術監督に就任しても、見て下さる方と間近で接することの出来るセッションハウスのような小劇場での活動も続けていく近藤良平の今後にも目が離せません。更なるご注目をよろしくお願い致します。
なお、この「夜のカフェテラス」は今週末土曜日までオンラインのアーカイブで見ることが出来ますので、ご覧担っていない方、もう一度ご覧になりたい方は、ぜひアクセスしてみて下さい。(記:伊藤孝)
春の「ダンス・パレード」の最後を飾る近藤良平の「夜のカフェテラス」公演が、明後日27日(日)に迫ったきました。2020年にオンライン劇場でやったものですが、再演の今回はさらにいろいろな楽器や小道具を使って、より一層の多彩なダンス芸を楽しめる舞台になりそうです。
先日行われたテクニカル・リハーサルの様子をご覧下さい。
公演は27日(日)午後6時からの1回目のみで、既にライブ公演は満席の状態ですので、
オンラインでの視聴かアーカイブで是非ご覧になって下さい。笑い楽しめる公演になること必定です。(記:伊藤孝)
過日12日(土)13日(日)に行われたマドモアゼル・シネマの「彼女の椅子」公演は、ダンサーたちのエネルギー満開の舞台となり、好評裏に終わりました。
パワフルなダンスと朗読によって構成された作品は、女性たちの自立を時には静かに、時には激しく語りかけるもので、見ていただいた方々にメッセージが伝わるものだったと思います。
振付・演出は伊藤直子と共に、レギュラー・メンバー4名(竹之下たまみ、蓮子奈津美、中島詩織、秋元麻友子)にメイツ6名(工藤えは、白濱凪沙、田代さつき、藤田さくら、吉田ひなこ、渡邉茜)が「ボレロ」やサラエボの歌姫ヤドランカや「愛の賛歌」のエディット・ピアフの歌声、坂本龍一の曲が流れる中を踊りきったのでした。
また、それに加えて鄭亜美がヴァージニア・ウルフの「自分ひとりの部屋」(翻訳:片山亜紀)の朗読が加わり、男性のように功成り名をとげることなどとは無縁に女性の自立的な生き方を模索し苦闘した物語で、作品が伝えたいことがより鮮明になったように思います。ダンス・シアターならではの特性がフルに回転した公演と言ってよいでしょう。
この公演をご覧になれなかった方には、今週の土曜日までアーカイブで見ることが出来ますので、ぜひアクセスなさってみてください。
マドモアゼル・シネマの「旅するダンス」はまだまだ続きます。今後ともご期待のほどお願い致します。(記:伊藤孝)
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