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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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舞踏ダンサー“奥山ばらば”のソロ公演間もなく

D-zoneフェスティバル第4弾、舞踏ダンサー奥山ばらばのソロ公演が今週の土曜日、日曜日に迫ってきました。

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一昨年、長年所属していた大駱駝艦から独立して独自の活動を始めた奥山ばらばさんは、セッションハウスでは昨年「ダンスブリッジ・インターナショナル」で強靭かつ繊細なカラダのドラマを見せてくれましたが、今回は単独のソロ公演で1時間にわたるダンスを披露することになりました。

火曜日の夜、テクニカル・リハーサルが行われ、下見とはいえ全力投球。本番では更に舞踏による身体法に更に磨きをかかった姿を見せてくれることと思います。乞うご期待です。

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公演は623日(土)は19時、24日(日)は14時と19時の3回。必見物の舞台です。皆様のお越しをお待ちしています。(記:伊藤孝)


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# by sh_offstage | 2018-06-20 21:39 | Comments(0)

“夢か現か幻か”平泳ぎ本店の演劇公演終わる

一昨日の16日土曜日、D-zoneフェスティバルの第3弾として、演劇グループ「平泳ぎ本店」(主宰:松本一歩)の公演が2回にわたって行われ、ダンス的な動きを交えて、独特の演劇空間が創り出されました。

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「平泳ぎ本店」は男性ばかりのユニット。『演劇的な、余りに演劇的な』と題して、「ファウスト」や能・狂言、鴻上尚史ら古今東西のテクストを参考に構成したシーンが次々に展開。“夢か現か幻か”と思える時間が過ぎていく舞台となりました。

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出演は小川哲也、鈴木大倫、二の戸新太、松永健資、松本一歩の5人。メンバー全員が俳優で、劇作家、演出家を置かずにさまざまなアイディアを俳優自身が持ち込み、稽古場で共同してシーンを揉み上げ作劇していくことを信条にしているとのことでした。

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力演する面々の真摯な姿を見て、多くの可能性を秘めた「平泳ぎ本店」の今後が楽しみになる公演でした。

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D-zone フェスティバル、今週の23日土曜日と24日日曜日には、第4弾として舞踏家の奥山ばらばさんが登場します。昨年の「ダンスブリッジ・インターナショナル」で見せてくれた強靭なカラダの動きを、今回は単独公演で存分に見せてくれるものです。ご期待下さい。(記:伊藤孝)










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# by sh_offstage | 2018-06-19 17:55 | Comments(0)

新たな挑戦した「者に点」公演終わる

D-zone フェスティバルの第2弾として2日(土)と3日(日)に、「者に点」の3回公演が行われました。

客席で舞台を囲い込む形で、4人のダンサーが人と人、人と音楽などの関係の中で変容していくダンスの在り様を問う実験的な挑戦をする舞台となりました。

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出演は仁田晶凱、大塚郁実、金森温代、渡會慶の4人で、ジョン・コルトレーンの演奏曲が鳴り響く中、エネルギッシュに踊る時間が過ぎていき、ラストシーンにはチョークでフロアに「∞」を描くことで、終わりのない無限運動をイメージすることで幕となったのでした。
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D-zoneフェスティバル第3弾は616日(土)に、“何が演劇を演劇たらしめるか”と問い続けているカンパニー「平泳ぎ本店」が登場します。これも若いパフォーマーたちの挑戦です。ご期待下さい。(記:伊藤孝)


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# by sh_offstage | 2018-06-04 12:53 | Comments(0)

D-zoneフェス第2弾「者に点」公演間もなく

先週から始まった今年のD-zone フェスティバル。その第2弾「者に点」の公演が今週末の62日(土)、3日(日)に迫ってきました。

このユニットは若手振付家・ダンサーの仁田晶凱(にたあきよし)さんを中心に4人が出演するもので、作品は題して『追う皺、老える線』。昨夜テクニカル下見が行われましたが、その様子をご覧ください。

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仁田さんは日本大学芸術学部在学中にYOKOHAMA DANCE COLLECTIONEX2013に最年少で選出されるなどした後、大学を中退してベルギーに留学。帰国後もジャンルを越えてコンテンポラリーダンスと現代アートの関係性を追究する創作を行うなど、幅広い活動をしています。ただ昨夜の下見を拝見したところでは、今回は特別な舞台装置もなくフリージャズの曲が鳴り響く中、4人のダンサーが所狭しと踊るシーンが連続するものでした。
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この作品でどのようなメッセージを伝えていこうとしているのか、本番が楽しみです。公演は2日(土)は18時から、3日(日)は14時と18時の3回です。若いユニットのチャレンジにお立会いのほど、お待ちしています。(記:伊藤孝)








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# by sh_offstage | 2018-05-30 15:29 | Comments(0)

帰還困難区域からの切々たる声に息を呑んだ27回目の「福島の声を聞こう!」

先週の26日土曜日、2階のギャラリーで27回目となる渡辺一枝トークの会「福島の声を聞こう!」が開かれました。福島原発の爆発事故から丸7年が過ぎましたが、昨年3月に帰還困難地域を除いて避難指示が解除された地域が出ましたが、土壌の放射線量がまだまだ高い地域が多く、安心して住めるような状態ではないと言われています。

今回はゲストスピーカーに、解除区域よりもさらに過酷な状況に立たされている帰還困難区域に自宅がある三瓶春江さんに来ていただき、「故郷はそこに在るのに、そこに住めない」不条理な状況を、語っていただきました。

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三瓶さんは被災前は福島県浪江町の津島地区の家で、家族10人で暮らしていました。しかしあの原発事故で故郷を後にして避難せざるを得なくなり、10人が6カ所に分かれて暮らすという家族離散の生活が長く続きました。現在は福島市内に中古住宅を得て、以前のように家族一緒に暮らすようになりましたが、人々の結びつきが強かった故郷津島地区へ想いは断ちがたく、民俗芸能などを通して地区の人々の想いを繋ぎとめようとさまざまな活動をしているとのこと。ただ農作業など人の手が入らない故郷の光景は一変し、立ち入るもままならぬ元に住まいには、動物たちが縦横無尽に出入りして荒れ放題。放射能除染の問題も立ちふさがって見通しもたたない状態が続いているのです。
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津島地区は戦前満州へ開拓団を送りこみ、敗戦後はそこからの帰国者が大勢いたという戦争の中で揺れ動いた受難の歴史が色濃くある所だとのこと。その地区を再び襲ったのが原発事故だったのです。
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三瓶さんは現在、津島地区への原発事故の責任を国と東電に問う裁判の原告団の1員として裁判闘争の真っ最中。そして更に辛いことは、原発被害者に対する言われなき差別が陰に陽に感じられることだとのこと。そのため車のナンバープレートまで変えるべきなのかどうかといったことまで悩まされていると仰っていました。また、同じ福島県人であっても、解除区域や帰還困難区域などの違いから、結束して国や東電にモノ申す状態ではないことも悩みの種で、そうした苦しい胸のうちを切々と語って下さったのでした。
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次回の「福島の声を聞こう!」は、8月末か9月頃を予定しています。記憶の風化に抗って、福島で起きていることを我が事として目を向けていかなければなりません。皆様のご参加を願っています。(記:伊藤孝)


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# by sh_offstage | 2018-05-29 14:31 | Comments(0)