プロデューサーの伊藤孝です。
日曜日、マドモアゼル・シネマと共に城下町の面影が色濃く残る鳥取市鹿野町から帰ってきました。今回は地域起しと連携してユニークな活動をやっている鳥の劇場で行われる演劇祭のショーケースに招かれ、「赤い花白い花」を上演。演劇祭ですから11の参加団体のほとんどは演劇グループでしたが、各地の劇場関係者と共に演劇人達もマドモアゼルのダンスに食い入るように見てくれていたのは何よりのことでした。ジャンルは違うとはいえパフォーミング・アーティスト同士、境界線を越えて私達の視野を拡げてくれるまたとない機会となりました。公演後のパーティなどでダンサー達に声をかける人も多く、交流を深めることが出来たのは、彼女達にとっても大きな刺激的出来事として忘れ難いものになることでしょう。
公演をやったのはアンティックな落ち着いたたたずまいの鹿野町交流館の広間、真新しい真っ黒なリノリウムを敷かれダンスには申し分のない空間でした。しかし、本来は劇場ではないので照明などには限りがありましたが、我らが師匠・関根一郎さんが見事な照明でダンサーを輝かせてくれました。それに現場に付いてくれたスタッフが抜群、舞台監督の十亀脩之介さんや音響担当の郡山純一さんらもこちらの演出意図を即座に理解して、親身になって舞台作りに尽力してくださったことは、感謝の言葉もないほど感激ものでした。ダンサー達もさすがセッションハウス仕込みでお手伝いには慣れたもの。一身同体の共同作業で、十亀さんも「うちのグループ」と言うほでに入れ込んでくださったのは嬉しいことでした。良いスタッフあってこその良い舞台と改めて痛感したものでした。
スタッフといえば、私達の留守中の公演を滞りなくやり遂げてくれた照明の石関美穂ちゃん、加藤泉ちゃん、音響の相川貴君、舞台監督のシロサキ君など、頼りになる我がスタッフ諸君にも感謝、感謝です。
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