プロデューサーの伊藤孝です。
2010年も残すところ後1日となりました。今年も多事多発の一年でしたけれど、多くの方々との共同作業で充実したプログラムを提供し続けることが出来たこと、そして沢山の観客の方々に来ていただいたことに、スタッフ一同からも感謝申し上げたく思います。
28日はダンスクラスも終わりで仕事収め、そして29日は毎年恒例の大掃除、スタッフ、ダンサーが力を合わの作業で、地下スタジオから2Fガーデン、そして外回りと一年の垢をそぎ落とし、新年への準備は万事万端相整えた次第です。
その後は近くの店での忘年会、そこに集うスタッフ、ダンサーは伊藤直子もブログで書いているように、20代から70代に至る顔ぶれ。世代がまちまちの集団が一緒になって酒を酌み交わし飯を食い、駄洒落から将来へ向けて真剣な論議までしている光景に、改めてセッションハウスがこれからも持続、発展させていく可能性を見、意を強くしたのでした。
しかし政治の行方は混沌とし、不況からの脱出の目途も見えず、若者の就職戦線は未曾有の厳しさ・・・。そのような寒風吹きすさぶ中で、来年セッションハウス創立20周年を迎える私達はどのような出会いの場を提供し続けることが出来るのか、これまで以上に心を引き締めて作業に取り組んでいかねばと話し合っています。
毎回、写真を提供してきた私ですが、今年最後に1羽の鳥君の写真をご覧いただきましょう。10月のマドモアゼル・シネマの国内巡回公演で訪れた岡山で、毎朝ホテルの前の川べりにやって来て、じっと川面を見つめているアオサギ君です。近づいても逃げることもなく集中する姿の凛々しさ、そしていざ狙いが定まるとぱっと飛び立っていく姿の美しさ。来年は兎年ですけれど、このアオサギ君のような姿で物事に集中し、飛躍していけたらなあと思うこと仕切りです。
来年もお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
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