先週の土曜日21日は、2月から続いてきた「D-zone」リレーの最後を飾って、三浦香織さんのグループ
公演「カケル」が行われました。
6人のダンサーが群舞を挟んで一人ひとりが向き合うダンスは、先週の鈴木拓朗君とは表現の仕方は異なるものの、人と人との絆の大切さを丹念に伝えていこうという想いが伝わってくる舞台でした。また今年5月は、三浦さんが師事していた野和田恵里花さんが亡くなられてから4年目の春です。そのためか作品には恵里花さんへのオマージュといった感もあり、見る私達にもさまざまなことを想起させる公演となりました。
先週から人と人との絆について書いていますが、先日朝日新聞に被災者の声として掲載されていた漁師さんのお話を皆さんにも読んでいただきたく思いましたので、ここに転載しておきましょう。
「地震をj経験して改めて家族の絆ってか、大切さが分ったな。いつもいる人が隣にいるってだけで気持ちが穏やかになる。昔はよく頭ごなしに怒ったけど、最近は家族への言葉遣いも優しくなった。オレ漁師だから、一日も早く海が元通りになって、家族と一緒に漁ができる日が来てほしい。」(大船渡市、新沼晃さん)
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