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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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東松島市へ

こんにちは。伊達です。
みんなでプロジェクトのショーイングを終え、すぐに夜行バスに乗り込み、宮城県東松島市に行ってきました。自然の破壊力に対して、実際に自分の手で出来ることはほんの些細なことでした。
それでもそのお宅のおばあちゃんの笑顔は最高のご褒美でした。

ボランティアが入れる『範囲』というものがあり、街ごと飲まれた地域にはボランティアは入れないそうです。結局、重機でないと作業が成り立たないこともわかりました。ボランティアの活動は4ヶ月も経てば、作業が変化してくるそうです。最初は家の外壁の掃除。塩にまみれていますから腐ることを防止するための作業。次に家の中のものを出し、片付け、ヘドロを取り除く作業。そして仮設住宅に物資を運ぶ作業などなど。そして、私は個人のお宅の庭に積もったヘドロをかき出す作業をしてきました。

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どこの田んぼはヘドロだらけです。最初の写真の地割れしているのはすべてヘドロです。20cm強もあるヘドロはかくだけでも大変な作業。田んぼにはまだまだ着手できないそうです。個人宅の庭だけでも15人1チームで何日もかかります。2枚目の写真は庭に震災後に咲いた花。自然の力はすごい。ひまわりも、ナスもとうもろこしもがんばって実っていました。生きる力ですね。

海岸沿いの地域も実際歩いてきましたが、私には写真は撮れませんでした。歩くと小さな虫がたくさん飛んでいますし、水も噴出していました。火災のあった場所は真っ黒こげで、火災こそ跡形もなくゼロにします。津波にやられた家の中は見るに耐えかねる状態。そのときのことをそこで想像すると寒気がしました。海岸沿いには瓦礫の山が防波堤のようにずらーっとしています。瓦礫の山はいたるところにありますが、昔の炭鉱の横にあったぼたやまとはぜんぜん違う風景なんだろうな、とふと思いました。私たちがいかにたくさんの家電や消化できないもののなかで暮らしていたのかも感じました。

被害のなかった地域の人はいたたまれない気持ですごしているそうです。考えてみれば全くその通りです。住んでいる地域の中に土葬の区域があったり、被害のあった場所が見える丘に住んでいたり、これからは心のケアがとても必要になるような気がします。ボランティアの入れない範囲の復興はゼロ以下。これから何十年もかかります。自分達の手で復興させようと全国からたくさんの人がやってきています。やはり、人間の底力も感じました。日本の親父達はかっこいいのです。
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by sh_offstage | 2011-08-07 13:00 | Comments(0)
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