3.11の大震災から早くも5ヵ月。被災地は瓦礫の撤去など徐々に進んではいるものの、人々の生活や心の中には大きな傷跡が刻印されたままで、それを前にすると言葉を失ってしまいそうになります。
そうした中で必死になって言葉を紡ぎだそうと悪戦苦闘している詩人がいます。福島市の高校の先生の和合亮一さんがその人。教壇に立つかたわら、被災地を歩き絞り出すようにした言葉をツイッターで発表し続けているのです。
「瓦礫の海。命の見つからない海。茫漠とした瓦礫の海で、クレーン車がいくつか、瓦礫の海に復讐するかのように、動いている。大いなるこの海では、わずかなクレーン車の抵抗はあまりにも小さい。」
「斜めに倒れている電信柱に黙礼。きみは絶望しているのか、なぜに、なぜに、あきらめる。私は悔しい、私は悔しい。」

(観客に向けてちりつも作戦中の我がスタッフ峻介君)
こうした光景を前に私達がやれることを見つけることは容易ではありませが、微力ながらも震災以来続けている募金活動「ちりつも作戦」にも絶えることなく募金が寄せられています。その結果をお伝えしておきましょう。このひと月の間には「からだ大学」で行ったトークゼミとダンスゼミを中心に
65,922円が集まり、作戦開始以来の総額は494,688円になりました。皆様のご協力に感謝、感謝です。
「からだ大学」に参加したダンサー達にも大震災の影響がかいま見られ、トークゼミでも笠井叡さんが「ダンスが国を変える」気持ちで自らのからだと向き合い踊り続けていかなければと語っていたのが強く印象に残っています。
(記:伊藤孝)
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