5月3日から4日間にわたって開催した「神楽坂ダンス学校」は、1日に5コマの講座を実施し、多くの参加者で賑わいました。
講座はバレエ、コンテンポラリー・ダンスをはじめ、ヨガ、気功、日本舞踊、カポエイラ、ジャイロキネセスと多種多彩でしたが、ゴールデンウイークの休みを使ってと遠くから駈け付けたさ人もいて、ダンスのさまざまを学ぶいい機会になったようです。
中でもセッションハウスで初めてワークショップを開いてくださった笠井叡さんの講座は、ダンスする体にとって欠かせないエネルギーの出し方、呼吸の仕方の根幹を伝えるものでしたし、いまなお自在に踊り続ける笠井さんのダンス力の源を知る機会ともなりました。ご自身も目いっぱい動いてみせるワークショップは、公演時のパフォーマンスに匹敵する気迫にみちみちていました。

笠井さんの講座もそうでしたが、総じて今回の講座は「からだ」の使い方の基本を学ぶものであり、ダンスする人にとっても、そうでない人にとっても、人が生きていく上で欠かすことのできない「からだの哲学」に触れるひとときとなりました。そのうちのルーマニアとハンガリーの出自を持つジュリオさんが考案した整体法「ジャイロキネセス」を学び教える簑島桂さんを紹介しましょう。

セッションハウスでは、こえからも時に応じてダンス学校を開らいていきますが、8月3日と4日には笠井さんを含めたダンス講座を実施することにしています。(記:伊藤孝)