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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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子どもたちの想いを込めた作品を見に来てください!

昨日から始まった「やまんばビエンナーレ展」に、さっそく福島の子どもが駆けつけてくれました。

島貫陽向君、小学5年生です。会場の奥まったスペースの壁から天井にかけて展示されている「道」と題した作品は、昨年夏、長野県にある山荘での合宿で福島の子どもたち8人が描いたもの。陽向君もその作者の1人です。長い長いキャンバス地に一人ひとりが想いのたけで描いた力作です。
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陽向君の小学校は日曜日運動会で昨日はお休み、それで東京に来ることが出来たそうです。一緒に来られたお母さんに聞いてみると、運動会は午前中は屋内で、午後から屋外で行われたとのこと。放射能の除染作業も徐々には進んで、やっと屋外でもやれるようになったとはいうものの、まだまだ安心からはほど遠い状況です。幼い子はまだ屋外で思うように遊べないでいるけれど、中高生の中には部活などで屋外で練習することが多いため、体内被曝の症状が出ている子供たちもいるとのこと、事態の深刻さは想像以上のようです。反原発の署名に対して石原都知事は「センチメントだ」と言って一蹴していましたが、政治家として無責任きわまりないとんでもない話ではないでしょうか。(記:伊藤孝)
by sh_offstage | 2012-05-22 11:55 | Comments(0)
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