昨日の土曜日、「咲いた 咲いた ダンス花vol.16」公演がマチネー、ソワレと2回にわたって行われ、選抜された5組の熱演に詰めかけたお客さんもダンスの楽しさ、面白さを満喫する1日となりました。
デュエット2作品、ソロ3作品の競演でしたが、いずれも初演時よりトレーニングと工夫の成果もあって一段とステップアップした舞台を見せてくれました。モダン・ダンス、バレエ、コンテンポラリー・ダンス、ヒップホップとそれぞれ出自は異なる作品の競演で、ダンスの多彩な可能性を感じさせる公演となりました。いずれも甲乙つけがたい力演でしたので、今回は全5作品の写真を見てください。

清藤美智子・遠山将太「二人の年月」

愛智伸江・永井由利子「みち、道、未知、満ち」

中村蓉「別れの詩」

柿崎まりこ「Vergiss mein nicht!」

森政博「キョムノソノサキヘ」
「ダンス花」は「シアター21フェス」などから選抜した作品による公演ですが、先にお伝えしたように今年から更なるステップアップを願って、「ダンス花」の作品から優秀賞を授与することにしています。秋に開かれる「ダンス花vol.17」ともども、観客やスタッフの間で得票の高かったものを選ぶことにしていますので、ご注目のほどお願いいたします。(記:伊藤孝)