今週末に迫ったセッションハウス・レジデンス・アーティスト公演「世界へ!」の照明・音響下見が昨夜行われ、舞台経験豊富な3人の振付家・ダンサーによる競演がますます楽しみになってきました。
この公演、笠井瑞丈さんが元気いいっぱいの4人の若手ダンサーと共に踊る「crossing」と題した作品、平山素子さんが花道家の河村敦子さんの舞台美術とのコラボレーションでオペラの名作「椿姫」をモチーフにした「camelias」と題したソロ・ダンス、松本大樹さんが香港のダンサー、アンディ・ウォンさんと10年間というロングレンジで共同創作して8年目となる「樹林の舞」と題したデュエット作品という豪華3本立ての競演プログラムです。
昨夜は下見にもかかわらず、それぞれテンションの高いダンスの連続には圧倒されました。見る人にとっても、ダンスをする人にとっても、たいへん刺激的な組み合わせであり、想像力をかきたてる公演になることと思います。平山さんの椿の花を使った舞台美術による空間構成も見ものになりそうです。
公演は23日(金)は19時、24日(土)は14時と18時の3回です。まだ余席があります。お出でをお待ちしています。(記:伊藤孝)