今年のセッションハウスの自主企画を最後を飾る「ダンス花vol.17」が昨8日(土)に行われ、個性豊かな5作品で、寒さを吹き飛ばす熱気あふれる競演が展開されました。
2つの群舞作品と、3つのソロ作品、それぞれ色合いの異なるものでしたが、ノンセレクトから選び出されたダンサーたちです。その後の鍛錬を経ての再登場で更なる成長ぶりが伺える濃密なダンスの時間となりました。
hug×boku(板倉裕耶、大迫菜緒、黒須郁海、高橋美沙『point of intersection』
中村理『さよなら三月、またきて四月』
奥野美和『ハイライト・オブ・ディクライン』
咲く~saku~(池田香織、池田彩織、神之田美雪、須田彩摘、鶴田麻子)『るるるの歌 めくるめく美しき「る」の世界』
竹之下たまみ『ストレンジデイズ』
今年から始まったセッションハウス・アワード。6月に行った「ダンス花vol.16」の作品とともに、どの作品が優秀賞を獲得できるのか、1月には審査会で観客の皆さまやスタッフの意見を参考にしながら、優秀賞が選出されますが、甲乙つけがたい作品が目白押しで、審査も頭の痛いところです。結果を楽しみにしていてください。(記:伊藤孝)