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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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マドモアゼル・シネマ間もなくアヴィニョンへ向けて出発!

マドモアゼル・シネマがフランスのアヴィニョンに向けて出発する日16日が迫ってきました。それを前に昨夜、演劇祭で上演する作品「赤い花 白い花」のショーイングが行われました

上に纏うお馴染みの毛皮コートは別として稽古着のままでのショーイング。夜遅い時間にもかかわらず、20人ほどの方が来てくださり、作品の仕上がり具合を見ていただきました。
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世界三大演劇祭の一つと言われるアヴィニョン演劇祭、今年は1200余りもの団体が参加するとのこと。各団体とも工夫をこらして臨むフェスティバルですから、その中で注目を集めるのも並大抵なことではありません。それだけに海外公演の経験豊富なマドモアゼル・シネマにとっても、新たな挑戦であるのです。
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演劇祭は既に始まっていますが、同じ劇場を前半と後半で日本舞踊の坂東扇菊さんのグループとシェアし、「伝統と現代」を総合テーマに、マドモアゼル・シネマは20日から30日まで11回にわたる公演を実施します。
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古い由緒ある建物の中の小劇場、狭い空間でどのように動き、インパクトのある舞台を創り出して観客の心をつかむことが出来るのか、息の抜けないアヴィニヨン滞在になりそうです。それだけに出発を前に応援してくださる方々に見ていただいたのは、大きな励みになりました。
ショーイングは稽古着のままでしたけれど、本番では原田松野さんのデザインした衣装で、一段と晴れやかな舞台になることでしょう。この演劇祭、大道芸も評判の見ものですが、公演を見てもらうために街頭に繰り出して宣伝に努めることも大切なこと。そのための衣裳を原田先生の女子美大の教え子だった左京さんが提供してくださっています。その意表をつくような素敵な衣裳、きっと人々の注目をあびることでしょう。
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演劇祭に参加するのは振付の伊藤直子とダンサー5人(相原美紀、竹之下たまみ、佐々木さやか、佐藤郁、外園彩織)、それに音響の上田道崇、制作担当の鍋島峻介の8名。いつもの海外公演より少人数ですが、皆様の更なる応援エールをよろしくお願い致します。9月にある公演で、その成果を見せてくれるのを楽しみにしていてください。(記:伊藤孝)
by sh_offstage | 2013-07-09 20:58 | Comments(0)
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