昨日20日からいよいよアヴィニョンで、マドモアゼル・シネマの「赤い花 白い花」公演が始まりました。
城壁に囲まれた古都アヴィニョン、その中にある古風な建物の中にある小劇場LA CONDITION DES SOIESが会場。背後の壁が三日月のように湾曲した変わった舞台ですが、セッションハウスでそれを想定してリハーサルをしてきた甲斐があって、5人のダンサーは臆することなく踊り演じたと伝えてきています。
公演は午後4時40分から。その前後には少しでも多くの人に来てもらおうと、ダンサーたちは先に紹介した街宣用の衣裳をつけて街に繰り出し、踊りながらチラシを配ってきたとのこと。その効果もあったのでしょうか、初日の公演はキャパ70席がほぼ満席となって、彼女たちの熱演に暖かい拍手が送られたそうです。劇場の写真はまだ届いていませんが、街頭での写真が届きましたので、ご覧ください。

暑い昼間は人通りも少ないけれど、夕方から夜遅くまでは演劇祭を見に来た人でたいへんな賑わいになるとか、ダンサーたちも舞台が終わるとまた元気よく街頭に繰り出していっているようです。

11日間の長丁場、そこでの貴重な経験がどのようにフィードバックされてくるのか、楽しみな挑戦は続きます。(記:伊藤孝)