アヴィニョン国際演劇祭に参戦中のマドモアゼル・シネマは今日で7日目となりましたが、ダンサーたちが熱演するダンス物語に共感するお客さんが沢山いるとの報告が入ってきています。
そして待望の舞台写真が届きましたので、何点かご紹介しましょう。半月状になった特異な舞台で躍動するダンサーたちの姿をご覧ください。撮影したのはオランダを拠点に活動しているダンサーの楠田健造君。坂東扇菊さんの公演に出た後もアヴィニョンに残って、マドモアゼル・シネマの面倒をみてくれているのです。セッションハウスでも何回も踊ったことのある楠田君は、ダンサーやスタッフとも気心が知れる仲、外国に慣れた彼の存在は大きな助けになっているようです。



また、楠田君は仕込み作業中の様子も撮っていてくれて、半月状の舞台裏で外光を遮る幕をはる演出の伊藤直子の姿もとらえていました。

そして楠田君は、街頭宣伝で歩くダンサー達と今回制作担当という重責を持って参加している看板持ち役の鍋島峻介君の姿や、アコーディンを弾くミュージシャンとの交歓風景なども、まめにカメラに収めていました


公演はまだまだ続きます。次にはどんな映像や便りが届くのか、楽しみが尽きません。(記:伊藤孝)