2年ぶりに高木俊徳バレエ・クラスの公演が、今日の土曜日と明日日曜日に開催されています。
今年の御題は「賛歌」。高木先生がお能の中からイメージした6つのシーンで構成された作品」に、13名のダンサーと1名のミュージシャンが登場、テンポのいい構成でバレエの多彩な表現の可能性を見せてくれる楽しい舞台となりました

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シーンごとに「當麻(たえま)」「班女(はんじょ)」「弱法師(よろぼし)」「祇王(ぎをお)」「山姥(やまんば)」と能に基づくタイトルが付けられていますが、音楽はクラシックの名曲やONDEKOZAの曲でも、見事に調和して進行していき、フィナーレは全員登場しての「賛歌」で大団円となるのでした。



さんか / うたいたいんだよ / でも、どうしてもうたえないんだよ / むりにうたわなくてもいいよ / そのうちきっとしらぬまにうたっているよ(演出・振付:高木俊徳)

高木俊徳先生は、1991年のセッションハウスのダンスクラスが開講して以来、バレエクラスを担当。そして2年ごとに創意あふれるバレエの楽しさを伝える公演を開いてくださっています。明日日曜日も午後1時と午後4時の2回公演があります。ほんとにほんとに楽しい舞台です。ぜひお出かけください。(記:伊藤孝)