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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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「ダンスブリッジ」PART 1公演間もなく

セッションハウスの新しいプログラム「ダンスブリッジ」が今週末から始まります。

このプログラムは、毎年実施してきた「レジデンス・アーティスト・プロジェクト」を発展させ、ダンスジャンルの違い、国や地域の違い、世代の違いの間に舞台を共有することで、イメージの架け橋を構築していこうという想いをこめた新企画です。1年目の今年は、6人の振付家が2週にわたって競演するもので、19日(土)と20日(日)に行われるPART 1に出演する3組の照明・音響の下見が、火曜日と水曜日の夜行われました。
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1番目に登場する松本大樹&アンディ・ウオン(香港)のデュオ作品「樹林の舞2013」は、10年プロジェクトの9作目にあたるもので、息の合ったプレイの中に哀愁のただよう作品に仕上がってきていました。
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2番目は、パリを拠点に活動しているギリシャのダンサー、ニナ・ディプラの作品「ローザ」。混沌とした現代社会の中で生きる女性の焦燥感を一人ダンスシアターとでも言える手法で描いたもので、ヨーロッパ各地で上演し高い評価を得てきた作品で、テンポよくシーンが変わっていく舞台から目が離せません。
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そして最後に登場するのは、近藤良平と中村蓉のデュオ作品「恋のバカンス」。小道具いっぱいの舞台で男女の仲をユーモラスに描いた作品です。ダンスと演技で笑いを呼ぶ良平節満開の舞台となることでしょう。

この「ダンスブリッジPART 1」は、19日(土)は19時から、20日(日)は14時からと18時からの3回公演です。コンテンポラリー・ダンスの多様性と独自性を目撃できる恰好の公演です。見なきゃ損損、お出かけをお待ちしています。(記:伊藤孝)
by sh_offstage | 2013-10-18 01:35 | Comments(0)
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