昨日木曜日から2Fギャラリー【ガーデン】で、ダンスの舞台写真を撮り続けているフランスの写真家ジャン・クチュリエさんの写真展が開かれています。

ジャンさんの写真は展覧会のタイトルにあるように、ダンサーたちの体や動きの一部をフォーカスして、舞台で起きていることを想像してもらうこと。いま来日公演をしているピナ・バウシュのヴッパタール舞踊団やフィリップ・ジャンティ舞踊団などをはじめ、日本や台湾などを含め世界中のダンサー達の舞台を撮影、ネットなどで批評文とともに発表したりしています。


ジャンさんと私達が出会ったのは、昨年の7月、マドモアゼル・シネマがアヴィニョン演劇祭に参加した時でした。その時にジャンさんが撮影したマドモアゼル・シネマと劇場をシェアした坂東扇菊さんのグループの写真もヴッパタール舞踊団の写真などとともに展示されています。


会場にはジャンさんの舞台写真20点のほかに、コレクションの舞台衣装や珍しいダンス公演のポスターやプログラムも展示されていて、見て楽しい空間になっています。26日まで開催していますので、ぜひ覘いてみてください。土曜日はヴッパタール舞踊団の公演見物で來廊されませんが、そのほかの日はオープン・マインドのジャンさんが満面の笑顔で迎えてくれますよ。(記:伊藤孝)