明日の日曜日、今月はじめから開講している「神楽坂ダンス学校夏校」のプレゼンテーションが開かれますが、それを前にクリエーション・ワークショップの各クラスは最後の猛特訓で汗を流しています。そのうち11日から12日間にわたって実施しているジャン・サスポータスさんのリハーサルに昨夜カメラを持って潜入してみました。
ジャンさんのクリエーションは毎年夏恒例となっているもの。ピナ・バウシュから受け継ぎ独自に発展させたダンス・シアターの手法で、日常的な光景の中から抽出した課題を提供し、参加者一人ひとりがイメージし考えて出てきたことをベースに、動きやダンスを創り出していくものです。
今回採用されたのは「地下鉄の中で人に見つめられたら、どうするか」というテーマ。言葉や仕草から始まって次第に動きを増してダンスへと変貌していく、ダンス・シアターならではのシーンが展開していきます。



明日のプレゼンテーションは、その他、笠井瑞丈さんと上村なおかさんの振付によるチーム、松本大樹さん振付のチームが登場、まとまりのいい素敵な仕上がり具合となっています。また近藤良平さんのオーディションワークショップ「リンゴナイト2014」で選らばれた3組の小品も披露され、総勢30名が出演。ダンスの振付のさまざまに触れることの出来る賑やかなプレゼンになることでしょう。プレゼンは17時開演です。皆様のお越しをお待ちしています。(記:伊藤孝)