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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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ずしりとした印象を残した今年の「ダンスブリッジ・インターナショナル」が幕

10月から始まり、4回にわたって実施する「ダンスブリッジ・インターナショナル」の最後のパート4が、22日(土)と23日(日)に終わりました。

最後を飾ったのは、「インターナショナル」というネーミングにふさわしく外国勢2組と日本勢1組の競演でした。

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まず最初に登場したのは、西アフリカのブルキナファソ出身で今はアメリカを拠点に活躍しているオリビエ・タルパガさん。教鞭をとるフィラデルフィア芸大の同僚でギターの名手のティムさんのライブ音が響く中、ソロダンスとはいえエキストラのダンサーや観客も舞台に登場する場面もあるダイナミックな舞台の展開。『Not because you’re african』と題した作品は、植民地から解放されたものの、その喜びもつかの間、今なお差別にさらされたアフリカ人としてのアイデンティティを問いかける強烈なパフォーマンスでした。

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2番目に登場したのは韓国のイ・クァンソクさんとホン・ミンジンさんのデュオダンスの『息する殻』。意識と無意識との間で葛藤する人間の内なる世界を時には激しく、時には切なく自問する姿、誰にも相通じる心象風景として胸に突き刺さってくるものがありました。この作品は昨年の日韓のデュオダンス・フェスで評判になった作品の再演でしたが、年を経てさらに説得力を身につけてきた2人のダンスでした。

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最後を飾ったのは、鹿児島の山間の町を拠点にしながら、コンタクトインプロの手法で人と人を繋いでいこうと日本だけでなく世界各地を飛び回っている勝部ちこさんと鹿島聖子さん。踊ったのは『風の人、土の人』と題したピアノのRicoさんとのコラボ。これまで何度も踊って馴染みのあるセッションハウスでの久しぶりの登場で、自在に動く2人の姿にはその道まっしぐらに歩んできただけにブレがなく、心なごませるものがありました
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今年の「ダンスブリッジ・インターナショナル」、毎回多彩な作品の競演でしたが、人と人をつなぐダンスの力を感じさせる力作ぞろいの公演が続きました。早くも来年の企画に向けて海外との詰めの作業も始まっています。セッションハウスの目玉プログラムとして、来年も期待していて下さい。(記:伊藤孝)




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by sh_offstage | 2014-11-25 03:18 | Comments(0)
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