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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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熱い熱い空気が流れた「沖縄を感じる会」

いま安保法制の違憲論争とともに、沖縄をめぐる情勢も切迫の度を加えています。安倍政権は「粛々」という言葉の下、強引に基地拡張を画策していますが、沖縄のひとたちは「辺野古基金」などを設けて、日本政府頼むに足らずと独自の“オール沖縄”の運動を展開し始めています。そうした情勢下にある沖縄ですが、県外に住む私たちはともすると沖縄で起きていることを、沖縄の人たちの心の内を、どの程度理解し自分事として考えているかというと、心もとないものがあります。
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そこでこれまで15回にわたり「福島の声を聞こう!」というトークの会を主宰してこられた渡辺一枝さんの提案で、昨日日曜日、2Fギャラリーで「沖縄を感じる会」という集いが開かれました。お出でいただいたのは、那覇生れの野池道子さん。結婚後野池さんは長野に暮らしていますが、今は長野と沖縄を行き来しながら、「頭で考える沖縄」ではなく「足元から腹で感じる沖縄」を伝えていこうと活動している方です。野池さんは40人ほどの参加者を前に、まず第一部は沖縄のわらべ唄をうたうことから始め、紙芝居を使ってご先祖様や魂との交歓を大切にする沖縄の人々の暮らしぶりや琉球王国時代などのお話が次々飛出し、野池さんの表情や身振り手振りを交えた熱い語りは、聞く私たちの気持ちを鷲掴みにするものでした。
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そして第二部では「ひめゆり学徒隊」を軸とした沖縄戦の話から、現在の翁長知事を先頭にした「オール沖縄」の辺野古基地建設反対運動の高まりなど、盛りだくさんの3時間となりました。現在の運動の高まりは、保守とか革新といたイデオロギーではなく沖縄人としてのアイデンティティを賭したものだという野池さん。しかしこの問題は沖縄だけのローカルものでは決してなく、日本の民主主義の将来を考える上でも、アメリカとの関係を考える上でも、日本に生きる一人ひとりにとって大切なことです。そうした意味からも自分事として感じ、考えてほしいものがあるとの野池さんのお気持ちが、ひしひしと伝わってくるお話でした。
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参加者には先に安倍政権寄りの自民党若手議員の勉強会で、ゲストの作家から「沖縄の新聞はつぶさなきゃあかん」と言われ言論封殺の標的となった「琉球新報」と「沖縄タイムス」も配られましたが、5月17日に3万5千人が集まって開かれた新基地建設反対県民大会の模様を詳しく報じる紙面からも「オール沖縄」の気持ちが伝えられていきました。
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沖縄を体感するには現地に行ってみることが一番と野池さんはおしゃっています。那覇市役所前からは毎日辺野古基地に向かうバスを運行しているし、野池さんご自身が少人数によるツアーも引き受けているとのことでした。皆さんも一度沖縄に行ってみてはいかがでしょうか。(記:伊藤孝)
by sh_offstage | 2015-07-13 19:23 | Comments(0)
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