マドモアゼル・シネマが今月27日、昨夏に続いてソウルで開かれるフェスティバル「New Dance for Asia International Festival」(25日~29日開催)に登場します。
このフェスティバルは韓国の振付家・ダンサーのYu Hosikさんが主宰し、「Gwang Jin International Summer Dance Festival」を改題したもので、韓国はもとよりポーランドやアメリカ、シンガポール、香港などからも参加、セッションハウスからはマドモアゼル・シネマと中村蓉さん(ソロ)が出演します。
会場は「Songang University Mary Hall」という小劇場。今回は人数制限があるため竹之下たまみ、佐藤郁、外園彩織の3名が振付けで審査員も務める伊藤直子と共に渡韓、レパートリー作品『いい子わるい子 子守唄』を20分作品に構成しなおしたもので上演します。先日月曜日、出発を1週間後に控えて開かれた公開リハーサルには、夜遅いのに大勢の方がお出でいただき、参考になる多くのご意見をいただきました。
7月にd-倉庫での10人で踊った『春の祭典』を成功裏に終えたマドモアゼル・シネマですが、3人という少人数で見せるという試みで、カンパニーとして作品をさまざまな形で提示出来るようになったことは、新たなチャレンジとしてご注目いただけたらと思います。(記:伊藤孝)