10月から続いていた「ダンスブリッジ・インターナショナル」のPart3が21日(土)と23日(日)に行われ、ダンスっていろいろな楽しみ方があるのだなと思わせる魅力満載の舞台となり、今年のシリーズが幕を閉じました。
Part 3に登場したのは日本からは、スズキ拓朗率いる「CHAiroiPLIN」と近藤良平&笠井瑞丈の2組で、いずれも見る人に目いっぱい楽しんでもらおうとユーモラスなシーンが相次ぎ、客席から笑い声しきりの時間となりました。片や韓国からやってきたYu HosikとHang chang Ho & Du Yuの2組は、客席に問いかけるシーンもありつつも、踊る人の想いや動き見るが私達の中に静かに響いてくるものがありました。プログラム順に写真をお楽しみ下さい。

『あばばばば~踊る小説~』作:芥川龍之介 振付・演出:スズキ拓朗 shつ円:池田仁徳、エリザベス・マリー、ジョディ,スズキ拓朗



『Inspiration』振付・出演:Yu Hosik



『夢幻』振付・出演:Han chang Ho & Du YU



『正直者は笑い死に』振付:近藤良平 出演:笠井瑞丈、近藤良平


土曜日第1回公演の後は、ダンサー・トークが行われ、近藤良平の軽妙な司会の下、それぞれの作品創りの話で盛り上がり、ダンサー同士の間にブリッジがかかる時間となりました。

「ダンスブリッジ」は3回ともそれぞれ組み合わせ方はさまざまでしたが、2日間続けて見に来る方もいて、ダンスが人の体や心を揺り動かす可能性を持っていることを改めて痛感させられるシリーズとなり、次なる年の展開が楽しみになってきました。(記:伊藤孝)