12月12日(土)と13日(日)に「トーキョー×ソウル デュオダンス・フェスティバル」の東京編が終わり、「ダンスブリッジ・インターナショナル」から続いた年の国際交流プログラムも、韓国の獅子踊りを最後に賑やかに幕を閉じました。

日韓のデュオフェスは今年で3年目、韓国からコンテンポラリーと伝統舞踊の2組を迎え、韓国で踊り終えてきた日本の3組と2日間にわたる熱のこもった競演を繰り広げました。今年は日韓の共同創作による作品や韓国の伝統舞踊でも大道芸の組が登場するなど、これまでと一味違った合同公演となりました。プログラム順にご覧ください。

四戸由香&木原浩『しゃべりだす身体』


松尾望&前納依里子『雨の涙』振付:イ・クァンソク(初の日韓共同創作作品)なお、日曜日の最終回には加藤花鈴さんがダブルキャストで出演しました。


鈴木竜&池島優『十の怪祝宴と怪物』


キム・ソクチュン&カン・ミンギョン『雑感』振付:ユン・ミンソク


チョン・ビョンイン&ノ・ビョンユ『太平獅子遊び』

さすが長い歴史で培われた獅子踊り、観客を巻き込みながら最後は「よいおとしを」という垂れ幕まで見せて公演を締めくくってくれたのは、大道芸ならではサービス精神で、やんややんやの拍手で大団円となったのでした。


来たるべき年の国際交流、どのように展開していくのか、いろいろな企画が持ち上がっています。乞うご期待です。(記:伊藤孝)