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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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あの日から5周年、それを前に「福島の声を聞こう!」18回目を開催

間もなくあの大津波と原発爆発事故から5年目の日を迎えます。それを前に一昨日の火曜日、2Fギャラリー【ガーデン】で渡辺一枝さんのトークの会「福島の声を聞こう!」が開かれました。
大震災の1年後から始まったこの会も18回目、ゲストスピーカ―に今回は南相馬市の避難指示区域にある同慶寺の住職の田中徳雲さん(41)を迎えて、50人を越える出席者を前に被災者の心と生活の復興などについて語っていただきました。
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遠洋漁業の漁師だった父親の下で育った田中さんは、スポーツ少年でもあった高校生の頃から吉川英治の小説「宮本武蔵」に出てくる沢庵和尚に魅かれて、両親の反対にも関わらず仏門に入ったというユニークな経歴の持ち主です。修行の中で凡事(日々のなんでもない行い)こそが大切であることを学んだ田中さんは、地震で寺の本堂も壊れ、原発事故で避難した後も、南相馬市内の別の寺の一室を借りて、市内で避難生活をしている檀家の人たちと清掃活動をしたり語り合うなどして心のケアに専心しています。
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そうした被災者の語り合いの中で田中さんが強調しているのは、これまでの自らの暮らしのあり方を「これでよかったのかな」と自分自身に問いかけ、生きる姿勢を変えていくことの大切さだと言います。しかし、遅々として進まない復興も、多くの疑問が出されているのに、巨大な防波堤を作るなど自然を無視した工事が進められたり、放射能の除染問題にも不透明なことが多々あることから、田中さんは東電との交渉や原発再稼働の差し止め訴訟などの現場に積極的に参加するなど、行動する僧侶でもあるのです。そうした被災者の語り合いの中で田中さんが強調しているのは、これまでの自らの暮らしのあり方を「これでよかったのかな」と自分自身に問いかけ、生きる姿勢を変えていくことの大切さだと言います。しかし、遅々として進まない復興も、多くの疑問が出されているのに、巨大な防波堤を作るなど自然を無視した工事が進められたり、放射能の除染問題にも不透明なことが多々あることから、田中さんは東電との交渉や原発再稼働の差し止め訴訟などの現場に積極的に参加するなど、行動する僧侶でもあるのです。
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50人を越える出席者とのやりとりを交えて、田中さんの静かな語りに耳を傾ける2時間半でした。次回は5月7日(土)、原発事故で全村避難となった飯館村の菅野榮子さん(79歳)をお迎えして,土とともに生きることの大切さ、これからの私達の暮らしのあり方などを語り合います。なおギャラリーでは、明日11日(金)から44人のアーティストによる「東日本大震災チャリティーアート展~神楽坂から福島へ」が始まります。皆様のお越しをお待ちしています。(記:伊藤孝)
by sh_offstage | 2016-03-10 01:00 | Comments(0)
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