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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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自分の「カラダ」と対話した上村なおかソロ公演

19日(土)から21日(月)までの3日間に4公演を実施をした上村なおかさんの「Solo」ダンスは、自らのカラダと対話するもので、静かに時間が流れていきました。自分のカラダとの違和や不確かさなどが交錯する今を、感情を抑制しながら恥じらいに似た面持ちで提示していく挑戦は、私達に自分にとってカラダとは何だろうかという問いかけに思い至らせてくれる舞台でした。
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なおかさんの当日プログラムに書かれた言葉です。
「生まれてもうから40年以上つきあってきた、このひとつのカラダだけれど、私にとっては今なお謎のままだ。真っ暗闇の中にいると、カラダがどこまであるのかわからない。明るい光の下でさえも、自分のカラダは自分のものではないと感じ続けてきた。
川の流れ、潮の流れに身をまかせる、するとカラダの外側に私がいて、カラダを眺めている。あるいは透明な輪郭をもって。呼吸するように、カラダを行き来する。」
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そして上村なおか公演の3日間、関連企画として2Fギャラリーや地下スタジオに通じる空間を使って、岡山在住の美術作家・小石原剛さんの個展「おとるカラダ」が開催されました。
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「おどる」ではなく「おとるカラダ」とはこれ如何に?小石原さんによると、自分のカラダのことをよく知るダンサーは、カラダへのコンプレックスを持っている、そんな想いから名付けたものだとのこと。
ギャラリーには特設のパネルと照明で独特な空間が出現、なおかさんのカラダのラインを描いた50点の油彩画が展示されるとともに、セッションハウスの入口から地下に至る通り道には塩を使ったインスタレーションが施され、来場者の度肝を抜いていました。
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ダンスの在り様に一石を投じたと思われる公演でした。上村なおかさんのカラダとの語り合いは、これからも静かに続いていくことでしょう。(記:伊藤孝)
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by sh_offstage | 2016-03-23 21:21 | Comments(0)
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