マドモアゼル・シネマの一行4人が来週シンガポールに向け出発します。これは昨年「ダンスブリッジ・インターナショナル」で来日、出演した同国のT.H.E Dance Companyとの交流企画として立案されたもので、マドモアゼル・シネマ主宰の伊藤直子と3人のダンサーが招待され、同カンパニーの若手ダンサー4人を加えて共同創作を行い、「IiTHEというフェスティバルで、他の振付家の2作品と共に公演を実施します。

マドモアゼル・シネマが取り上げる作品は、アビニヨンやソウルでも上演した「赤い花、白い花」の短縮版(30分)。シンガポールに行くダンサーは、竹之下たまみ、佐藤郁、蓮子奈津美の3人。これに現地の2人の女性ダンサーと2人の男性ダンサーが加わり、彼らに振付作業を行って、7月14日から16日までの3日間に5回の公演を行います。それを想定して昨夜、残留組のダンサーも交えて7人で踊るショーイングを行いました。

夜遅い時間からにもかかわらず、多くの方が来て下さり、共同創作の成功を願って熱心に見て下さいました。現地スタッフとの事前の意見交換も活発に行われてきまし、男子2人が加わるということもあって、きっとスリリングな共同創作になることと思います。




なお、この作品は10月22日、23日に行われる「ダンスブリッジ・インターナショナル」でマドモアゼル・シネマの現役メンバー7人で踊ります。留守部隊ともどもそれに向けて励んでいくことでしょう。ご期待下さい。(記:伊藤孝)