ブログトップ

セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

fromstaff.exblog.jp

ダンスと和紙の熱きコラボレーションを展開した鈴木竜公演

先週の土曜日の8日、鈴木竜さんの演出・振付による和紙とコラボレーションするダンス公演「風の強い日に」が2回にわたって行われました。
d0178431_23182136.jpg
舞台には三方の壁には土佐和紙が張り巡らされ、舞台美術も千切った和紙や紙の材料となる楮の枝などが登場、4人のダンサー(浜田あゆみ、金崎洋一、山本香菜子、鈴木竜)が、高知県の代々和紙を作る家に育った浜田あゆみさんの記憶や体験を基にした語りもあって、“失われた時を求めていく”物語が綴られていきました。
d0178431_23114390.jpg
d0178431_23362154.jpg
時代の風が否応なく吹き荒れる今、後継者不足などで多くの日本古来の伝統文化が消滅の危機にありますが、物語の素となった土佐和紙も同様の状況下にあるとのこと。そうした中でその技を次の時代につないでいきたいという職人さんたちの想いが、浜田さんたちのこれまでの暮らしのあり様を大切にしたいという想いと重なり、時には静かに時には激しくダンスの時間が流れていったのでした。
d0178431_23215642.jpg
d0178431_23252430.jpg
演劇の要素も交えた和紙とダンスのコラボという鈴木さんたちのユニークな試みは、コンテンポラリー・ダンスの在り様に一石を投じるものになる、そのような感にとらわれる公演だったように思います。(記:伊藤孝)
[PR]
by sh_offstage | 2016-10-10 23:37 | Comments(0)
<< 本とダンスと演劇の間に架け橋を... 鈴木竜が和紙とコラボする公演、... >>