15日土曜日と16日日曜日に行われた「ダンスブリッジ・インターナショナル」のPART 2松本大樹ディレクション公演は、“こどものための本を開こう”と題して、絵本とダンスと演劇の境界線を越えて橋を架けていこうというもので、子どもたちともども楽しめる舞台となりました。

原田ゆうさんの作・演出による演劇と谷川俊太郎さんの作品をテキストに松本大樹さんが振り付けたダンスを上演。いずれも宇宙に行ってしまった「ロン」という少年が共通の主人公となって物語が展開していきました。

第1部『空を仰ぐ』
作・演出:原田ゆう 出演:石山優太、大石丈太郎、山口裕子。矢内久美子(g-クラウド)
紙芝居:こにたろう


「ジャンルとしては異なる演劇とダンスでも、想像力のスイッチが入れば、ふたつを繋げることができるかもしれません。」(原田ゆう)


第2部『うちゅうせんペペペペラン』振付:松本大樹 ダンス:松本武士、佐藤郁、菅原圭輔、三木珠瑛、松本大樹
テキスト:谷川俊太郎作・脚色

「大好きな絵本が選ばれ、一つはダンスに、もう一つはダンスへつなぐためにお話をかんがえ、演劇をつくりました。」(松本大樹)




「ダンスブリッジ・インターナショナル」今週末の土曜日、日曜日、PART 3として伊藤直子のディレクションで“Asian dance share house”と題して、韓国のソロ作品、香港のデュオ作品、日本のマドモアゼル・シネマの群舞作品が競演します。アジア人同士のカラダの動き比べを楽しめる公演です。皆さまのお越しをお待ちしています。(記:伊藤孝)