一昨日2日(土)と3日(日)に、毎春恒例の大学生たちのダンスの祭典UDC公演が行われました。今年は10大学から40名が参加して、各大学ごとの作品と合同作品で、平成の最後を飾る想いをこめて踊る舞台となりました。「平成BLUE」と題しているように、若者らしい賑やかさの中にも、一つの時代を静かなに見送るような空気も流れる公演でした。走馬灯のように流れていった作品の数々をご覧ください。
オープニング
天理大学『scramble』
東京学芸大学『36.5°
C』
尚美学園大学『未知』
合同作品1『軽口バラード』
合同作品2『ことばに呑みこまれるとき』
お茶の水女子大学『自己問答』
日本大学『oblivion』
大東文化大学『ひとなつの冒険』※2日のみ参加
東京女子体育大学『わたしたちのブルース』※3日のみ参加
立教大学『侘花』
聖心女子大学『香』
合同作品3『メトロポリス』
そして全員が笑顔いっぱいのフィナーレで若さが一気に爆発、賑やかに幕となったのでした。
昭和の残滓もすっかり消え失せて一味も二味も違う空気が流れる公演でしたが、さて来るべき新しい年後となって学生ダンサーたちがどのような気持ちを抱いて登場してくるのか、早くも来年が楽しみになってきています。(記:伊藤孝)