猛暑の日々が続く8月ですが、セッションハウスでは暑さにも負けず大学卒業後も踊り続けている若いダンサーたちの
D-zone公演が相次ぎました。それぞれ構成や踊り方は異なっていますが、若者ならではの周りの人たちとどう関わっていったらよいのかを問うものでした。
まず、8月10日(土)にはUDCなどで活躍した伊藤史織が3人の仲間と2回公演を実施。作品名は「あぁ・・・センチメンタル実家」と題して、家庭の中に内在する家族それぞれの想いや感情に焦点をあてて、演劇的でユーモラスのシーンを交えて踊る公演となりました。
出演:伊藤史織、仙田麻菜、高橋 遥、畑中 実
また、8月17(土)、18日(日)には、亀頭可奈恵が振付けを担当する日本女子体育大学出身の4人のユニット「tantan」が3回公演を行いました。
作品は題して「理想」。自分とは何か、社会人になるとはどういうことか、これから何処に向かって生きて行けばよいのか・・・人生哲学を問うさまざまな場面を言葉とダンスで問いかけていく舞台でした。

出演:岡安夏音子、佐々木萌衣、吉田圭、亀頭可奈恵

まだまだこれから伸びしろのあるダンサー達です。これからの活動にも注目していきたいと思います。なお、「tantan」は12月に今回の作品の続編として「現実」と題した作品での公演を予定しています。乞うご期待です。(記:伊藤孝)