.「シアター21フェス」などからもう一度見たい作品を集めた「ダンス花vol.31」が、昨日14日(土)に行われ、若い個性豊かな5作品で舞台に花が咲きました。プログラム順に舞台写真をご覧ください。 1.仁田晶凱『Spiritual Eternity』
スピリチュアルな楽曲を使ったダンス作品挑戦する作品。舞台にアリス・コルトレーンのLPレコードをかけながら踊りました。
2.岡本優香・日下部有香『めいめい』
形がなくはっきりしない、しかし確かに存在する〈たよりないもの〉。あるようでないような確かなそんざい。まじり合う君から君へ。私から私へ。
3.住玲衣奈『0の中身』
0の中身はどこにやった?覗けど掴めどなにもない。0の真ん中どこいった?元々そこにはなにもない。
4.熊谷理沙『ファンタジー』
世界は目を閉じた。世界は耳を塞いだ。世界は口を噤んだ。世界は永遠に背を向けた。
5.上田舞香『Endless Falls』
人間は、与えられたこの身体に回路を埋めて、それを壊して、新しく組み替えて、違う言語を取り入れることを、ただ、繰り返す。現象の表れをこの場に捧げる。
セッションハウス若手ダンサー支援プロジェクトの「ダンス花」は毎年、2月に上演した5作品と今回の5作品の中からベスト賞を選出します。いずれの作品もステップアップしてきていますので、どの作品が受賞するのか楽しみにしていてください。(記:伊藤孝)