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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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語りとダンスが融合した「ダンスブリッジ」公演盛況裏に終わる

先の21日(土)、22日(日)に、今年の「ダンスブリッジ」の開幕として松本大樹監修による“声と、踊りと。音読劇場”で2つの作品を上演、3回公演ともに手応えたっぷりの舞台となりました。

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最初の作品は昨年に引き続き、「子どもの本を開こう」と題して松本大樹振付けにより、ドイツ民話の『パイドパイパー』と浜田廣介原作の『ないたあかおに』を取り上げ、6人のダンサーが語りとダンスが一体化した見事なパフォーマンスを見せてくれ、子どもたちも固唾をのんで見入っていました。
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出演:玉川みなみ、玉川さやか、佐藤郁、三橋俊平、横山真依、松本大樹

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「男が笛で語ると、子どもたちにはひと言ひと言、みんな分かった。“聞きなさい笛の音を、風と共に、山の向こうへ帰るのです。”、、、すべての大人はかつては子どもだったのだ。」(『パイドパイパー』より)
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「赤鬼は、僕はおにだけど、でも、村の人たちとも仲良く暮らしていきたいなあと思うのです。そんな赤おにのこころを知った仲良しの青鬼は、自分が悪者になることを申し出ます。」(『ないたあかおの』より)
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休憩をはさみ続いて登場したのは、鯨井謙太郒が74年前に沖縄で一学徒兵として米軍と戦った祖父が残した回想録を語りながら踊る『アカーシャのうた』と題した作品。
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定方まことの朗読の下、鯨井謙太郒のソロ・ダンスを軸にオイリュトミーの野口泉が共演、音楽監督・堅田優衣の指揮によるNema Biesis ensembleの合唱や三線の鯨井絵里加が脇を固めて、物語は進行していきました。
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「身体の細胞には記憶が刻まれている。それは遠い昔話ではなく、幾世の身体をまたぎ、いまも生きいる現在形の歴史だ。1945年、二十二歳で北部沖縄戦を体験した祖父、鯨井巌の回想録を辿っていくうちに、私の血のなかを流れる何かが語りかけてくるのを感じた。この地のなかをへめぐっている細胞組織。その細胞を震わす声を、まだ決着のついていない私たちの宿命に向けて、踊ろう。」(鯨井謙太郒)
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ダンスと語りで舞台芸術のあり様に一石を投じた感のある重量級の2作品の競演だったと思われます。
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松本大樹、鯨井謙太郒が更にそれぞれの方法を今後どのように発展させていくのか、楽しみになってくる公演でした。(記:伊藤孝)












by sh_offstage | 2019-09-24 03:14 | Comments(0)
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