3年目に入ったセッションハウスを拠点に鈴木竜が主宰するジュニア・カンパニーL.A.B.の研究発表会が昨5日(土)に行われ、受講生たちの振付による5作品でそれぞれのトレーニングの成果を問う舞台が展開していきました。
「できるようになるまでやらせない」のではなく、「とりあえずやらせる」ことで各々のイマジネーションを形にする能力と、作品に対する責任感を養うために行っているこの秋の研究発表会。これからを担う若手ダンサー・振付家達を、皆様に青田買いして頂きたいという思いで、今年から「青田会」と名付けさせて頂きました。(鈴木竜)プログラム順にソロあり、群舞ありの舞台の様子をお楽しみください。
1.「karma」振付・出演:三田真央
2.「Integrartion」振付・演出:齊藤コン 出演:大森美沙、牧野彩季、後藤華歩、齊藤コン
3.「撲思燈糸」振付・出演:金子小梅、鈴木日向子
4.「もがいた先」振付・出演:今泉香名子
5.「MURE」振付・出演:嶋澤のどか、栗朱音、陶山識野
文化芸術を取り巻く不穏なニュースも聞こえてきますが、私としてはそれを跳ね飛ばすくらいの強度のある作品を我々アーティストが作り続けなければいけないと考えています。L.A.B.がそれを出来る人間を生み出すためのひとつの土壌のような存在としてあれるよう、これからもメンバー一同精進してまいりますので、これからも応援のほどよろしくお願いいたします。(鈴木竜)