新型コロナウイルスの感染拡大という厳しい中、毎年恒例のUDC(ユニバーシティ・ダンス・クロス)が2月29日(土)、3月1日(日)に3回公演を実施、無事終了しました。公演を実施するかどうか苦慮しましたが、これまでこの日のために一生懸命作品創りに取り組んだ若者たちの熱い想いを汲んで細心の注意をしながら敢行した次第でした。

今年テーマは人と人との間をつなげていこうという想いをこめて「共生」。全国11大学から33名が参加して、大学ごとの8作品と大学合同で創った3作品で、若さあふれる舞台の時間が過ぎていきました。

立教大学作品『ようよう:揺揺』揺られ、交わる

東京女子体育大学作品『コンプレックス・ハーモニー』自然界に見慣れない配色です。

横浜国立大学作品『一緒に溺れる』
合同作品Ⅰ『I’ll get stronger than you someday』
天理大学『22分の1』Piece of memory

尚美学園大学『bear』その量が目に見えるとしたら私はどう思うだろうか?

お茶の水女子大学『ヘンリー、大人しく』怒りについての一考察

合同作品2『womale feman』女娚娚娚女

大東文化大学『同じところから産まれたのに』

日本大学『きろ』帰路につく/岐路に立つ 私たちは路の途中だ。

埼玉大学・大阪体育大学『yznormal』abnormal cdnormal ennorm…
合同作品3『Do you think?』私と私の共生
エンディング


世紀末とでも思える空気が流れる中、それを吹き払うようにエネルギッシュなダンスで明乗り切った公演でした。学生諸君の一人ひとりに「よくやったね」と声をかけたくなる舞台だったのです。この公演を終え大学を卒業していく人も大勢います。「共生」の言葉を忘れず人と人とのしかりと向き合いながらこれからも活躍していってくれることでしょう。(記:伊藤孝)