コロナ禍で緊急事態宣言の下、スタジオでのダンス・クラスが出来ないため、セッションハウスでは今週月曜日から、いくつかのオンライン・クラスを始めました。スタジオで一堂に会して向き合うことと違って、ステイ・ホームの受講者の方々と映像を通しての受講には難しいところがありますけれど、皆さんの踊りたい、動きたいとの想いを切実に感じる一週間となりました。
講師によってセッションハウスのスタジオから発信する人、自宅から発信する人と別れていましたが、受講者とのやりとりもスムーズで、こうした方法もありかなという発見もありました。
スタジオから発信した伊藤直子クラス
テクニカル・ディレクターは、鍋島峻介がラインで交信できるため孤軍奮闘してくれています。
自宅から発信した近藤良平クラス
同じく自宅から発信した松本大樹クラス
スタジオから発信したダンスの歴史の講義つきの平田友子クラス
同じくスタジオ発信の藤田善宏クラス
自宅から発信の小出賢太郎クラスは、4月から金曜日のバレエ・クラスを開講する予定でしたが、オンラインでの初お目見えとなった次第でした。受講者には台湾や北海道など遠くから受講して下さる方もいて、オンラインならではの可能性も見える挑戦となりました。来週もこの方法で実施する予定でいますので、踊り心、動きたい想いがある方のさらなる来参加をお待ちしています。オンライン・クラスは「神楽坂セッションハウスオンラインストア」よりお申込みいただけます。
また、明日16日土曜日からはソロ・ダンスを軸にしたオンライン劇場も始まります。トップをきるのは柿崎麻莉子、20時スタート。ご期待ください。しばらくはダンスの発信基地としての役割を果たすための方法を模索しながらの運営となります。活動継続のため、皆様と共に工夫こらしながら歩んでいきたいと願っています。 (記:伊藤孝)