先週の土曜日から始めた「セッション・オンライン劇場」は、昨日23日の土曜日、三東瑠璃さんによる2回目が行われました。
午後8時から司会役の中村蓉さんの明るい語りかけで開演。


ところが、三東さんが踊り出してから10分ほど経った時、当然ラインが中断するというトラブルが発生。どうやらAI君がどうか分かりませんが、肌色の衣裳がハダカとして認識して中断されたらしく、「これ検閲時代の再来?」と思わされる前代未聞の出来事に驚く一幕がありました。しかし、スタッフも三東さんも冷静に対処し、衣裳を替えて45分後に再開し最後まで敢行することが出来たのでした。

作品は5年前にセッションハウスで初演以来、海外でも踊り続けてきた「MATOU」。ダンスは昆虫のように見えるカラダを自在に操る独特な動きで、
それを改めてじっくりと見ることのできる「オンライン劇場」となりました。





踊り終えた後は、多くのフォロアーの方々からの問いに答えてのフリートーク。踊りの中ではなかなか見えない素顔を見せて、カラダの使い方などをめぐって語り合う
30分となったのでした。

今回もフォロアーが200名ほどになりましたが、まだご覧になっていない方は2週間セッションハウスのHP上で見ることが出来ます。
なお、この「オンライン劇場」、来週の5月30日(土)には、2人のダンサーが相次ぎ登場します。午後5時30分からは黒沼千春さん、午後8時からは奥山ばらばさんの豪華2本立ての発信となります。ご期待ください。(記:伊藤孝)