「オンライン劇場」オオトリには近藤良平で大団円

5月16日から毎週土曜日に配信してきた「セッション・オンライン劇場」は27日（土）は一連のシリーズの最終日を迎え、20時からの回にはコンドルズを主宰する近藤良平さんが登場、ユーモラスなダンスとともにこれまでのセッションハウスでのダンス映像などで、オオトリを務めてくれました。

良平さんは踊るだけでなくいろいろな楽器も弾きこなし歌もうたうし、絵も描くという多芸の持ち主。ゴッホの絵にちなんで「夜のカフェテラス」と題して、コロナ禍の下ソーシャルディスタンスをテーマにした自作曲を歌うことから始めて、これまで踊ってきたユーモラスなダンス・シーンの数々を集めての楽しいひとときを創り出してくれました。

汗だくになったダンスの後のトークでは、1997年にセッションハウスでコンドルズ初の単独公演をやったことや、「リンゴ企画」などのプログラムでいろいろなダンサーと共演した時のこと、故・野和田恵里花さんとのデュオ・ダンスで各地をツアーした時のことなど、セッションハウスと関わった自分史を写真や映像を見せながら語る時間となりました。

大きく羽ばたいていった今もなおセッションハウスを故郷のように思い、ダンス講師で後進の指導をするとともに、「ダンスブリッジ」「リンゴ企画」などの企画では中軸を務めてくれている良平さんです。「オンライン劇場」のシリーズの締めにふさわしい発信になったように思います。良平さん、多謝々、ありがとう！そしてご覧いただいたフォロアーの皆さん、視聴していただいて、ほんとうにありがとうございました。

また、マスクをつけながら「オンライン劇場」の発信作業をやりとげてくれた3名のスタッフ（上田道崇、石関美穂、鍋島峻介）と司会役を務めてくれたシーちゃんこと中島詩織にも感謝、感謝です。さらにこのシリーズを支援して下さったEU・ジャパンフェスト日本委員会の皆さまにも感謝申し上げる次第です。（記：伊藤孝）