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セッションハウス スタッフブログ 【スタッフより。】

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ギャラリーで鈴木聖峯展始まる

現在、セッションハウスの2Fギャラリー【ガーデン】では、ベテラン画家・鈴木聖峯さんの個展が開催されています。

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1966年生まれ、東京造形大学(研究生)卒業の鈴木聖峯さんは、これまでに数多くの個展、また海外での作品発表を行っていますが、
セッションハウスでは初の個展となります。さまざまなな画材を駆使して独特なマチエールによる抽象から半具象まで大小18点でギャラリーを静謐で濃密な空間に変貌させています。
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鈴木さんは和紙に蜜蝋や銀箔、鉛筆、墨、水性顔料、水彩絵具、ガッシュ、ドラフティングテープ、ウレタンニス、石膏など数多くの画材を駆使して作画。じっと見ていると、作品の奥からいろいろな素材で描いたものが浮き上がり動き出し目に飛び込み始めてきます。それは静止画なのにまるで動画のように見えてくる不思議な体験を味わうことの出来る豊穣な世界です。

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抽象的な作品の中には「Corner Stone」と名付けられたものが数点展示されていますが、それは建築材と切り出されてきた石で使われずに放置されている石材をイメージして描いたもので、人工と自然との関係に思いを致した思想性のある作品群と言えそうです。
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また半具象の静物画や風景画も線の動きには舞踏的なものがあり、やはり動き始める不思議さいっぱいの世界でもあるのです。
「舞踏的共鳴(絵画画面と身体的行為との関係性)を内包するアニミズム的(画材、物質と私の関係性)場としての絵画。また、支持体を変則的にすることで、絵画空間と外部空間を同化させる。」(鈴木聖峯)
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この鈴木聖峯さんの個展は107日(水)まで開いています。一つひとつの作品とじっくりと対面していただきたい展覧会です。皆さまのお越しをお待ちしています。(記:伊藤孝)


by sh_offstage | 2020-10-01 00:09 | Comments(0)
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