3人の女性を相方に始まった「ダンスブリッジ」近藤良平版2日目の昨夜のお相手は、数々の舞台を共有してきた黒田育世さん。題して「レディマドンナ・ランチ編」。サンドウイッチと紅茶をいただきながらのお喋りとダンスで、楽しいひとときが過ぎていきました。


昨夜も立会いのお客さんに挨拶した2人は、配信が始まるとスタジオに設えた近藤さん家のテーブルを前にしたお喋りをしながらの開幕でした。

そしてテーブルから離れてフロアで育世さんが舞踏の動きを良平さんに指南するひとときとなりました。

バレエ少女からダンスの世界に入った黒田育世さんですが、その後はモダンダンスや舞踏などさまざまなジャンルの先輩たちから多くのことを学び、独自の世界を切り開き実践してきた方で、今は自らのカンパニー「BATIK」率いて若手ダンサーの育成にも力を注いでいます。

この2人が初めてデュオ・ダンスを披露したのは2004年のこと、ここセッションハウスでのことでした。題して「私の恋人~暇さえあれば体当たり」。

ユーモラスなダンスで評判になり、その後も日本各地で上演する作品となり、その映像も紹介するひとときもありました。

そして昨夜、2人は16年ぶりに懐かしいその作品の1シーンを踊り、2人はいろいろな楽しいことも辛いこともあった後の6年ぶりの再現ダンスとなったのでした。



これからまだまだ作品を創り踊り続ける2人です。でも歳はとり続けていきます。さてさてこれから2人はどうなっていくのでしょうか・・・。


「ダンスブリッジ」3日目の今夜は歌手の坂本美雨さんをお迎えしての上演・配信です。歌とダンスの絡み合いでどんな世界が立ち現れるのか、楽しみです。ご覧になりたい方はぜひセッションハウスのHPを見て「イープラス」でご予約下さい。また「ダンスブリッジ」はクラウドファンディングを実施していますので、皆さまのお力添えをお願い申し上げる次第です。
(記:伊藤孝)