
「ダンスブリッジ」のオンライン公演第
3弾の初陣をきって昨金曜日夜、チーム鴨川が登場、配信とは別に舞台全面に多数のカメラとプロジェクターを設置して、多次元世界が出現させてユニークな実験的舞台が出現する時間となりました。


大東文化大学で教鞭をとる石渕聡と弟子格の望月崇博によるデュオ・ユニットのチーム鴨川は、これまで宇宙をテーマに作品を創り続け、今回はその5作目として映像技術を駆使して、環境汚染に覆われた地表から逃れて地下を探検する少年たちの物語を、時には地下住民のような影武者(秋元麻友子、高田芳徳)も登場して、万華鏡のように多彩なシーン
が次々と展開していきました。題して『エピソード5~海底2000マイル~』。



「中学3年生の土井と小学校6年生のアルゼンチンから帰国したばかりのディエゴは、そんな低迷混乱の中、空っぽになった地下都市に残る路地や横丁の探検中に偶然出会い、2人でこの地球に自分たちと自分たちの家族が住める場所を探すべく、果てしのない、大いなるタッグを組むことを誓い合った。」(ぷろぐらむより)



オンラインならではの表現による公演となったが、公演後のトーク・タイムでは、コロナ禍の下でのリハーサルに苦労した内訳話も出て、今ならではの共感を呼ぶひとときとなりました。

この公演、1週間はアーカイブで見ることが出来ますので、ぜひご覧になって下さい。セッションハウスのHPでその見方のご案内をしています。なお、今日土曜日はスズキ卓朗率いるCHAiroiPLINが登場しますので、引き続きお楽しみになっていただけたらと願っています。(記:伊藤孝)