コロナ禍のため今年はオンライン配信公演となった「ダンスブリッジ」は今週の土曜日の伊藤直子監修版で幕を閉じます。この公演には、中村蓉と奥山ばらばのソロ作品とマドモアゼル・シネマの5人が踊る作品の3本立てで多彩な舞台になりそうです。
火曜日の夜テクニカル・リハーサルが行われましたので、その模様をご覧ください。

中村蓉作・出演「ジゼル2020」

リメイクを繰り返して踊ってきた「ジゼル」ですが、今回は大幅に演劇的要素を採り入れて、ジゼルが種も仕掛けもある強い女性となって帰ってきます。本番を見てのお楽しみの「ジゼル」です。


奥山ばらば作・出演「それでいいの、今は・・・」

舞踏で鍛えられたカラダを駆使して、少々滑稽な男の姿を踊ります。ばらば君も「役者じゃのう」と感じる舞台になることでしょう。


マドモアゼル・シネマ「女は旅である」振付:伊藤直子 出演:竹之下たまみ、蓮子奈津美、中島詩織、秋元麻友子、佐藤郁

写真花嫁としてアメリカに渡った女性をテーマにしたダンス物語は、リメイクしながら成長してきたレパートリー作品ですが、今回はぐっと絞りこんでのテンションの高い舞台になりそうです。

フィナーレには3組の出演者が揃い踏み。作品は違っても見事なアンサンブルで舞台の最後を飾ってくれることでしょう。

この公演のオンライン配信は19日(土)の20時からです。ご覧になりたい方はセッションハウスのHPを見て「イープラス」でご予約ください。また「ダンスブリッジ」はクラウドファンディングを実施していますので、皆さまのお力添えをよろしくお願い申し上げます。(記:伊藤孝)