毎年春恒例のUDC(ユニバース・ダンス・クロス)の20回目となる公演が、7日の日曜日コロナ禍の厳しい
状況の中で、工夫をこらして敢行されました。題して「UNIVERSE」。
やはり参加が困難なため参加校は首都圏中心になりましたが、映像での参加やオンライン配信で、若い力で暗雲を吹き飛ばすような舞台を見せてくれました。

参加したのは映像を含めて10大学の26人、限られた条件の中で学校を越えた合同作品と各校の作品による競演が広げられていきました。
1. 合同作品「be careful」

2. 天理大学「再起」(映像参加)
3.日本体育大学「バッカルコーン」
4. 大東文化大学「-SEI☆YA―」

この作品に出演していたコーディー長の大東文化大学4年生の根岸梨奈さんは、
苦渋の決断をした気持ちをプログラム次のように語っていました。
「昨年の開催から1年、本当に世の中が大きく変わりました。いまで当たり前のように練習場に脚を運び、常に踊れる環境と隣り合わせだったものが、今ではたくさんの規制の中で踊ることが難しくなりました。大学4年間で一番踊らない一年になりました。このUDC
を開催できるのは奇跡に近いものだと思います。例年通りに練習が出来ず、行き詰まったり、やるせない気持ちになることが多かったのですが、みんなで協力し、感染対策第一での練習を経て今日を迎えることができました。」
5. 尚美学園大学「366kcal」


6. 環太平洋大学「STAY DREAM」(映像参加)
7. 東京女子体育大学×大阪体育大学
8. 武庫川女子大学「digestion」(映像参加)
9. 合同作品「日々是好日」



10.フィナーレ






厳しい状況の中で公演を実現させた学生たちに喝采を!きっとこの体験を忘れられない記憶となって、将来の生きる糧となっていくことを願わずにいられません。(記:伊藤孝)