2021年度の「ダンスブリッジ」7プロジェクトの最後となるマドモアゼル・シネマの公演が、今週の土曜、日曜日に迫ってきました。演目は題して「TIKYO~そらの下で」。2014に上演した「わたしの東京物語」を、現在参加した9人のダンサーの特性を生かしてリメイクしての公演です。

浅川マキの「赤い橋」や前川清の「東京砂漠」などの歌や「ゴジラ」の曲が流れる中、ダンサーそれぞれの東京との出会いを語り踊っていくもので、8人のダンサーが時にはユーモラスに、時には哀愁をこめてパフォーマンスをし、全員揃ってのパワフルなダンスを展開していきます。




振付作業はコロナ禍のためマスクを付けてやっていますけれど、本公演は顔を見せ、原田松野さんデザインの衣裳をつけ、くに若尾さんの美術作品の中で踊っていくので、華やいだ舞台になることでしょう。稽古風景の一端です。今日も稽古の真っ最中、仕上がりは上々、ご期待下さい。

公演は18日(土)、19日(日)13時、17時の3回です。まだ余席がありますので、今年を締めくくる公演として是非ご覧にお越し下さればと願っています。なお、いつものように日曜日最後の回は、オンラインでも配信しますので、劇場のお出でになれない方は、それにアクセスしてご覧下さい。(記:伊藤孝)