4月1日(土)と2日(日)にマドモアゼル・シネマが再び新たな表現方法に挑戦し、慶応作品の振付は伊藤直子、出演は竹之下たまみ、蓮子奈津美、中島詩織、秋元麻友子、佐藤郁、
齊藤奈彩、勝木蕗子、須川萌。
プロデユーサー:須川堅太郎、リサーチ協力:欧州研究会議助成事業ニューロライブ(ロンドン大学ゴールドスミス、カレッジ)。
テクニカルスタッフは慶應代諾大学院メディアデザイン研究科外国人を含む8名で、大勢が関わる試みでした。
「いつの日か、手指などにセンサーをつけて、舞台の出来事に参加する観劇方法が根付くかも知れないリハーサルが進むほどにサイエンス班から“どうする”と差し出される素材に、あーだこーだと揺れ、ダンスは変容、今日はここにたどり着きました。客席に座るお客様ひとり一人の生体反応で舞台上作品が完成!予定調和では進まない舞台!なんて刺激的な事でしょう。」
「見えないコロナをテーマに「サイエンス×ダンス」がコラボ、思考回路の全く違うひとたちが国も超えて集まりました。慶應大学大学院メディアデザイン科とセッションハウス企画室の協働。3つのグループがそれぞれ参加、作品を提示します。今日はマドモアゼル・シネマがトップバッターとして「Boiling Mind,」と共振して、体験を共有できますなら、何よりの喜びです。本公演は慶應大学大学院メディアデザイン科と共催し、アートとサイエンスによってお客様皆様と創り上げる舞台公演です。皆様1人ひとりのご協力によってこの分野の研究が進み、未来の舞台芸術へと繋がっていきます。」(伊藤直子)
あまりお目にかかれない手法でのダンスとサイエンスのコラボ公演、皆様どのようにお感じになられたでしょうか?アンケート等でご感想をお寄せ下さるよう、お願い致します。
(記:伊藤孝)