ブッシュマンが「Boiling Mind」第3弾に挑戦

慶應大学院のメディアデザイン研究科と若手男性ダンサーの5人とのコラボによる公演が、

4月29日（土）と30日（日）に3回の公演に挑戦しました。

大きな立方体の枠を使って迫力のあるパフォーマンスを展開・題して「シェール2ROOM」。限られて空間の中で、どのような自由な動きが可能なのか、ハラハラする展開となりました。一人ひとりのお客さんが腕につけてセンサーを通して、コンセプトの「あなたのココロが見えたなら。わたしはそれを踊りましょう」とばかりに舞台いっぱいに踊った1時間でした。

ブッシュマンの振付は黒須育海　出演：江口力斗、渋谷智志、手塚バウシュ、中村駿、黒須育「今回の目的は、ダンサーが観客がお互いの身体を通してパフォーマンスの共創を生み出すことです。触覚を用いてダンサーの身体の感覚を感じたり、観客の身体の動きを音響に反映させることによって、身体を通じての新たな関係を生み出します。本公演を経て、第3回、第4回と、クリエーションや技術も進化していきます。祝祭の始まりまで見届けていただけますよう、どうぞよろしくお願い致します」（伊藤直子）

マドモアゼルシネマ「ココロ」、ブッシュマン「触覚」に続いて、5月27日、28日の笠井瑞丈「環境」と方向性を共有して6月24日、25日の最終章は、これまでの全グループが参加しての最終章「まつり」へと向います。どのような着地点にたどり着くのか、重ねる作業が導く道を探求しまいります。ご覧になっていない方は、アーカイブでご覧下さいように。

（記：伊藤孝）