18日(土)に女性の振付家4人の作品による「アカイクツ」7回目の2回公演行われた。
バレエの手法をもちいたものもあり、母と共演したダンスもあって、コンテンポラリー・ダンスの多用なテクニックを駆使した4作品が競演する舞台となった。プログラムの順番で写真をお届けします。

1.黒沼千春『Double』
出演:古茂田梨乃、黒沼千春
右と左、前と後、水滴が垂れて、ぱちゃん。水か溢れて、ひとり、ふたり、またひとり。


2.依田久美子『くるみを割ろう』
出演:若宮嘉紀、笠置みなこ、大崎由貴(ピアノ
Alexander Rosenblattの
JazzyNutcracker Suite Fantasyからインスピレーションを受けた小さな物語。


3.米川千津子『100年後の君たちへ』
出演:米川千津子、米川月乃

自分の身体から新たな生命が出てきた時の不思議な感覚。そして今でも隣にいることを感じるときがあります。未来を紡ぐ君たちに、希望溢れる100年後でありますように・・・



4.板垣朝子『みぞのたび』
出演:板垣朝子

日夜いくたびも触れる水。水の流れ、小さな波や渦巻く姿、水の音、光が当った時に
あらわれる表情、などをダンスにしたいと思います。


創意あふれる女性振付家のこれからがますます楽しみになってくる競演舞台でした。
(記:伊藤孝