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マドモアゼル・シネマ3作品による公演を敢行す

1223日(土)と24日(日)、ダンスブリッジとしてマドモアゼル・シネマが3つの作品による3回公演を行いました。題して「記憶と架けあう追憶橋」、その内訳は近藤良平が2作品を振付、伊藤直子が1作品を振付、マドモアゼル・シネマのダンサー8人が出演する賑やかな舞台となりました。

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まず1作目は近藤良平と故・野和田絵里花が1999年に振り付けた懐かしい作品の「小さな恋のメロディ」。野和田さんに代って若いダンサーの八坂采音が近藤良平の相方を努めました。

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「昔君と出会えた。そして僕は君と旅にでた。そして君は突然逝ってしまった。・・・でも再び君に出会った。昔の君がいて、今ここに僕がいる。僕は君と一緒に旅をはじめる。向こうから小さなメロディが聞こえてくる。」(近藤良平)

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続いての作品は伊藤直子が振り付けた「海を渡る」で、好評だったレパートリー作品「女は旅である」をダンサーを増やしてリメイクしたものだった。

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出演は竹之下たまみ、蓮子奈津美、中島詩織、秋元麻友子、佐藤郁、勝木蕗子、池田彩織、八坂采音の総勢8名。

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「これは写真花嫁としてアメリカに行った1人の老婆の体験を追憶する作品です。後年女学校を出た彼女が1915年サンフランシスコで待ち受ける夫のもとへと渡りました。寛容な国、自由な国で日本にいたら得られないものを得ていたことを聞き、苦労しながらも強い意志で暮らす逞しさがあったのです。」(伊藤直子)

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そして3作品目は近藤良平が振付者として再登場し、「彼の地には、あこがれと夢がある」と題した新作で、マドモアゼル・シネマの全員が出演して賑やかに幕となったのでした。

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マドモアゼル・シネマは来年323日、24日に2006年初演以来海外を含めて何回も上演した作品「不思議な場所」を再演します。再びドイツから村雲敦子を迎え、どのようなリメイクがされるのか、楽しみにしていて下さい。(記:伊藤孝)


by sh_offstage | 2023-12-24 18:03 | Comments(0)
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